ゲームレポート
フィリピン |
90 |
17 |
1st |
14 |
71 |
日本 |
29 |
2nd |
22 |
29 |
3rd |
15 |
15 |
4th |
20 |
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)は第5日目。2日間の休息日を挟み、2次ラウンドに向けて調整を行った日本。2次ラウンド初戦、フィリピンとのアウェー戦。立ち上がりからミスが続く日本は、相手に早い展開でシュートに持ち込まれ、主導権を奪われる。その後も苦しい状況が続く日本に対し、フィリピンは個々の1on1からパスをさばいて3Pシュートを決めたかと思えば、#11DOUTHITがインサイドで奮起し、内外バランスよく得点を量産する。36-46、10点ビハインドで迎えた後半、立ち上がり、日本は3本立て続けにミスを犯すと、そこから速攻でフィリピン#6CHANに連続3Pシュート、さらに#11DOUTHITにジャンプショットを決められ、開始4分で40-61と大きく突き放される。追い上げたい日本は、積極的にシュートを放つものの相手の外角シュートを抑えきれず、タイムアップ。71-90、フィリピンに12本の3Pシュートを許し、19点差で敗れた。
第1ピリオド、日本のターンオーバーが続き、重い立ち上がり。対するフィリピンは、#11DOUTHITのインサイドを起点に連続得点を挙げ、開始3分で0-6とリードする。だが開始3分半でフィリピンのチームファウルが5つ目になると、日本は#11桜井がフリースローを2本沈め、初得点。そこから日本は#14金丸、#10竹内のジャンプショットで続き、残り3分44秒で8-9の1点差に。その後は互いにファウルが込み合い、フリースローから加点していく。終盤、日本は#13辻が思い切りの良い3Pシュートを沈めてチームを鼓舞するも、フィリピンも粘りを見せ、残り0.07秒で#5TENORIOに3ショットを得て、加点。14-17、日本3点ビハインドで終了。
第2ピリオド、開始早々、日本はこのピリオドから投入された#4松井が3Pシュートを沈め、幸先の良いスタートを切る。しかしフィリピンも、#14AGUILARの2本のダンクシュートらで観客を魅了し、リードを譲らない。開始3分20秒、19-25となったところで日本のタイムアウト。再開後、#13辻の3Pシュートで立て直した日本は、果敢な攻めから相手のファウルを誘い、#10竹内のフリースロー、#12桜木のバスケットカウントなどで応戦する。しかしフィリピン#9DE OCAMPOにこのピリオドで3本の3Pシュートを決められるなど、外角シュートを止められず、じわじわと点差が開いていく。36-46、日本は10点差を追いかけ、後半へ。
第3ピリオド、立ち上がり、日本はミスを連発すると、そこからフィリピン#6CHANに速攻で連続3Pシュートを決められ、流れは完全にフィリピンへ。その後もなかなかシュートまで行けず、逆に相手に速攻から連続得点を許す。開始4分、40-61と大きく点差は広がり、たまらず日本はタイムアウト。その後も24秒ショットクロックギリギリのオフェンスが続く日本は、#12桜木の3Pシュート、速攻から#10竹内の得点で立て直そうとするも、フィリピンの勢いは止まらず。51-75、日本は大きく離され、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、点差を縮めたい日本は、早い展開から#6比江島が3Pシュートを決めると、#10竹内の連続得点で続き、盛り返す。しかしここからという場面でミスを犯し、思うようにリズムを掴めない。残り5分31秒、60-79と苦しくなった日本はタイムアウトを要求。その後、少しでも点差を縮めるべく、積極的にシュートを放つものの決めきれない。対するフィリピンは、個々のドライブからアウトサイド陣にパスをさばき、攻撃の手を緩めず。最終的に71-90、終始フィリピンに試合を優位に進められ、日本は完敗した。
次戦、8月6日(火) 15:00(現地時間)より、日本は2次ラウンド(グループE)第2戦をチャイニーズ・タイペイと対戦する。