ゲームレポート
イラン(IRI) |
53 |
13 |
1st |
11 |
51 |
日本(JPN) |
17 |
2nd |
12 |
10 |
3rd |
21 |
13 |
4th |
7 |
第4回FIBA ASIAカップは大会最終日。2大会連続で決勝に進んだ日本はイランと対戦。両チームとも固さが見られる重たい立ち上がり。日本のミスが目立ちイランに傾きそうなところを、日本は頻繁に選手交代しながら凌いだ第1ピリオド。ディフェンス良くリズムをつかみたい日本だったが、シュートが決まらずイランに点差を離される。日本はフリースローをもらうも確率が悪く、点差が縮められず23-30、逆転を目指し後半へ。イランにタフショットを打たせる好ディフェンスからリバウンドを獲った日本は#14金丸の3連続3Pシュートで40-46と逆転に成功。どちらもディフェンス良く攻撃を凌ぐ中、#4古川の3Pシュートで51-47とリードした日本。残り1分、イランはバスケットカウント、そして#5に3Pシュートを決められ51-53と逆転される。ラストチャンス外した日本は万事休す。51-53のまま試合終了となり、準優勝で今大会を終えた。この悔しさを糧に、来年レバノンで開催される第27回FIBA ASIA選手権大会でのリベンジを目指す。
第1ピリオド、立ち上がりは固さが見られる両チームは互いに得点に結びつけられない。開始2分25秒、イランに先制点を許す。日本は#14金丸がパスミスし、ターンオーバーを犯すが、その速攻を#11桜井がスティールし、前方で待つ#14金丸が3Pシュートを決めて、これが日本初得点。しかし、イランのディフェンスに攻めきれずミスを重ねる日本。逆にイランが得点を挙げ残り3分21秒、7-12とリードされたところで日本はタイムアウト。頻繁に選手を交代しながら立て直しにかかる日本は#5田中、#10竹内(公)のシュートで11-13、2点差まで迫り第1ピリオド終了。
第2ピリオド、イランのダンクで先制される。#7ショーンが強引にダンクシュートを狙うがファウルで阻止されフリースローを得る。2本とも外すが#12桜木がオフェンスリバウンドを獲り、#5田中が3Pシュートを決める。ルーズボールを追いかけ24秒守りきるが得点が伸びず。逆にイランに走られて連続得点を許し、残り4分を切ったところで17-25と7点リードされタイムアウト。さらにイランに攻められ残り3分30秒、17-28と11点差に離される。日本は積極的に攻めたことで、ファウルを誘いフリースローをもらう。しかし、そのフリースローは7/14と確率が悪く23-30、日本は7点リードされて前半終了。
第3ピリオド、#10竹内(公)のジャンプシュートで先制するとディフェンス良くイランにタフショットを打たせてリバウンドを獲りチャンスを作る日本。開始3分40秒、#11桜井がえぐるようにドライブし、ディフェンスをかわしダブルクラッチを決めて29-30と1点差に迫り、イランはタイムアウト。日本はディフェンスからリズムをつかみ、#14金丸の3Pシュートで32-32同点、さらに#14金丸の2連続3Pシュートで逆転する。最後はイラン#14にゴールを決められたが、44-40と4点リードして最終ピリオドへ。
第4ピリオド、負けられない両チームはさらにディフェンスを厳しくする中、開始2分27秒にイラン#10が3Pシュートを決め42-45、逆転され日本はタイムアウト。日本は#11桜井が2本オフェンスチャージで相手の攻撃を阻止し、#14金丸のシュートで46-45、日本再びリード。どちらも約3分弱得点が動かない。#10竹内(公)がブロックショットを決め、オフェンスに転じた日本は#12桜木がようやく得点を動かす。#4古川の3Pシュートで51-47とした日本だったが、イラン#12のバスケットカウント、そして残り18.3秒、#5に3Pシュートを決められ51-53と逆転される。ラストチャンスに賭ける日本。しかし、#4古川の3Pシュートは外れ、53-51で日本は優勝を逃し、2大会連続準優勝で幕を閉じた。