ゲームレポート
イラン(IRI) |
71 |
13 |
1st |
17 |
65 |
日本(JPN) |
12 |
2nd |
18 |
21 |
3rd |
16 |
25 |
4th |
14 |
第4回FIBA ASIAカップは第5日目。予選ラウンド最終戦はグループB全勝同士のイランと首位通過をかけて対戦。日本はイランのエース#14をしっかりとマークし、チャンスを伺う。#11桜井のドライブで得点が動くと日本が先手を取る展開。#12桜木が起点となってアシストを供給し、35-25と10点リードして前半終了。後半に入り、一進一退のまま10点差をキープしていた日本だったが、第3ピリオド終了間際、イランに連続3Pシュートを決められ51-46、5点差に詰められる。勢いを増すイランに第4ピリオド序盤で逆転を許し、3Pシュートで対抗した日本だったが追いつけず、65-71で今大会初黒星を喫した。この結果により、予選ラウンド グループB2位通過となった日本は、グループA3位の中国と準々決勝で対戦する。
第1ピリオド、ティップオフ前、#12桜木の長いパワータイツが審判から着替えるよう指示され、代わりに#7ショーンが入って試合開始。イランに先制されるも、その#7ショーンがリバウンドで活躍を見せる。開始2分、#12桜木が入って仕切り直す日本。日本は積極的に攻撃を仕掛けるがミスからターンオーバーとなり得点が進まない。イランのエース#14を#9栗原がしっかり守り、開始5分を過ぎて6-6とロースコア。#14金丸がスティールから速攻を走って得点すると、#11桜井のドライブも決まり、17-13と日本がリードして第1ピリオド終了。
第2ピリオド、日本は#5田中がイラン#14をうまく守る。イランのポストプレイで失点されるが、日本もしっかり決め返しリードを保つ。さらにディフェンス良くイランのミスを誘って流れをつかんだ日本は、起点となった#12桜木が好アシストを連発。ディフェンスの裏を走り込む#4古川へ、#5田中へノールックパス、そして#10竹内(公)のダンクを演出し、35-25と10点リードして前半終了。
第3ピリオド、イラン#11に3Pシュートで先制されるが、日本も#9栗原が3Pシュートを決め返す。ルーズボールを追い、気迫溢れるプレイを見せながら10点差をキープ。イラン#15のシュートを#10竹内(公)がブロックショットを決めて阻止。ゾーンディフェスや前からプレッシャーをかけながら、反撃の機会を狙うイラン。日本の得点が止まった終盤、イラン#14に2連続3Pシュートを決められ51-46、5点差に詰められ最終ピリオドへ。
第4ピリオド、イランに連続得点を許し、開始1分半で51-50、1点差に迫られる。#4古川の3Pシュートで食い下がるもイランの連続得点で開始3分15秒、55-54と逆転される。残り5分、リバウンドをそのままイラン#12にダンクで押し込まれ54-60、日本はタイムアウトを要求。#14金丸の3Pシュートで逆転を狙う日本だったが、イランもオフェンスリバウンドから得点を挙げ、点差を縮められない。残り55秒、#10竹内(公)のオフェンスリバウンドから#11桜井の3Pシュートで65-66、1点差に迫る。その後のディフェンスも良かったが、24秒バイオレーションのブザーとともにイラン#5が3Pシュートをねじ込み、65-69。最後のオフェンスは#10竹内(公)がブロックされ、65-71と6点差で敗れ、日本は逆転負けとなった。
次戦は休息日を挟んで、9月20日(木)19:00より、準々決勝・中国と対戦する。