ゲームレポート
日本(JPN) |
73 |
24 |
1st |
15 |
69 |
カタール(QAT) |
17 |
2nd |
21 |
20 |
3rd |
14 |
12 |
4th |
19 |
第4回FIBA ASIA カップは初戦を迎え、日本はカタールと対戦。初戦らしく様子見の立ち上がりから、日本が仕掛けて先行する。オフェンスリバウンドを獲られ得点を許すが、代わって入った選手が活躍した日本は、41-35と5点リードで前半終了。後半に入ると、連続得点が決まり始めた日本は、さらにリードを広げ、61-50と11点にリードを広げる。最終ピリオド、カタールの3Pシュートが決まると、みるみる点差が詰まり、残り27.5秒で2点差まで詰められる。しかし日本は、カタールの猛追を退け、73-69で逃げ切り、初戦を勝利で飾った。
第1ピリオド、日本の先発は#9栗原、#10竹内(公)、#11桜井、#12桜木、#14金丸。先制点はカタール。どちらも相手の様子を見ながら静かな立ち上がり。日本は#14金丸がゴールに切れ込み均衡を崩す。守っても#14金丸はスティールから速攻に展開し、#9栗原が得点を挙げて17-11と6点リード。カタールに3Pシュートを決められるも、#9栗原がしっかり3Pシュートを決め返し、さらに#12桜木が得点を挙げ、24-15で日本がリードし第1ピリオド終了。
第2ピリオド、オフェンスリバウンドを拾ったカタールにセカンドショットを決められ、徐々に点差を詰められる。しかし、#14金丸の2連続3Pシュート、#6比江島の得点でリードを保つ日本。#10竹内(公)のブロックショット、#6比江島がスティールし、好ディフェンスを見せるが得点につながらない。逆にカタールに連続3Pシュートを決められ、残り1分半、36-33と3点差まで迫られる。終始オフェンスリバウンドを獲られて得点を許した日本だったが、残り2秒、代わって入ったばかりの#5田中が3Pシュートを沈め41-36、5点リードで前半終了。
第3ピリオド、カタールに先制されてスタート。オフェンスファウルをもらって攻撃権を得た#9栗原が3Pシュートを決める。リズムをつかみ始めた日本は、#5田中がドライブインから得点し49-39、10点リード。その後も日本は連続得点を沈め、徐々に点差を離していく。好調な#5田中が3Pシュートを決めて59-45、14点差にした日本だが、終盤はカタールに連続得点を許し、61-50と11点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、#4古川の連続得点で先制した日本だったが、カタール#7に2連続3Pシュート、さらに#15にも3Pシュートを決められ、68-60と8点差まで詰められる。さらにカタールの攻撃は続き、#4にフリースロー2本、そして3Pシュートを決められ68-65、残り3分29秒で3点差に。得点を決められない日本は、攻めきれずに24秒バイオレーションを取られてしまう。残り2分17秒、タイムアウトを要求した日本。直後のオフェンスで#4古川が3Pシュートを決めるが、カタールも負けじとバスケットカウントを決める。点差を離したい日本だったが、#11桜井のパスミスから速攻を決められ、71-69と2点差とされた日本は、最後のタイムアウトを要求。残り27.5秒。#11桜井がファウルをもらって残り21秒とすると、カタールはファウルゲームに持ち込む。残り8.9秒、日本#10竹内(公)がもらったフリースローを2本沈め、73-69。最後は#11桜井がスティールを狙い、カタールのオフェンスは失敗に終わりタイムアップ。日本は73-69のまま逃げ切り、今大会白星スタートを切った。
次戦、日本は9月15日(土)16:30より、チャイニーズ・タイペイと対戦する。