ゲームレポート
日本 |
81 |
28 |
1st |
9 |
72 |
チャイニーズ・タイペイ |
19 |
2nd |
27 |
19 |
3rd |
17 |
15 |
4th |
19 |
第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会、決勝ラウンド7-8位決定戦、チャイニーズ・タイペイと対戦。どちらも怪我人がいる満身創痍の中、最終戦がスタート。試合に出場できる選手が9人しかいないチャイニーズ・タイペイを相手に、立ち上がり日本は、高確率な3Pシュートから流れを掴み、第1ピリオド終わって28-9と大量リードを奪う。その後もテンポよくシュートを沈め、第2ピリオド開始2分でこの試合最大の26点差とする。しかし、チャイニーズ・タイペイは持ち前のドライブから内外バランスよく得点すると、徐々に点差は詰まり、47-36と11点差で前半終了。後半、息を吹き返したチャイニーズ・タイペイは、#12を起点にオフェンスを展開し、一時5点差まで詰め寄られる。しかし、日本も#4松井の3Pシュートや#10竹内(公)の得点でリードを保ち、試合終了。81-72、日本が最終戦を白星で飾り、フィリピン戦から続いた連敗に終止符を打ち、今大会を7位で終えた。
第1ピリオド、開始早々、日本は#12広瀬のスティールから#13正中が3Pシュートを沈め先制。さらには#10竹内(公)のフリースローを挟み、#13正中、#9川村による連続3Pシュートを決め、開始3分で2-10とリードする。たまらずチャイニーズ・タイペイはタイムアウトを要求するが、シュートの決定率に欠け、無得点の時間が続く。その間、日本はオールコートディフェンスでプレッシャーをかけ、リバウンドを奪い、一気に流れを掴む。その後も、日本は#9川村の3Pシュート、#11網野のダンクシュート、最後にはアンスポーツマンライクファウルで強引に止められた#13正中の放ったシュートがネットに吸い込まれバスケットカウントと、得点を重ねていく。28-9、日本は相手を9点に抑え、大量リードし終了。
第2ピリオド、立ち上がり、日本は#10竹内(公)、#7石崎、#14太田の連続得点で好スタートを切る。一方、外角シュートが入らないチャイニーズ・タイペイは、果敢にドライブを仕掛けゴールを狙いにいく。しかし日本は#5竹田のシュートを沈め、開始2分で36-10とこの試合最大の26点差に広げる。しかしその後は一転、チャイニーズ・タイペイは攻守に渡りリバウンドを奪いチャンスを得ると、そこから連続3Pシュートを沈める。最後には#12が1on1からシュートをねじ込み、47-36、日本がリードを保つも、相手に勢いに乗せる嫌な形で前半終了。
第3ピリオド、勢いに乗るチャイニーズ・タイペイは、#12を起点に3連続得点で反撃し、開始2分43秒、49-43と6点差まで詰める。この流れを変えたい日本は#7石崎を投入すると、すぐさま3Pシュートを沈めて踏みとどまり、さらには#10竹内(公)が加点する。息を吹き戻したチャイニーズ・タイペイも勢いが増し、#11のバスケットカウントなど連続得点で追い上げ、残り4分、54-49とついにその差は5点に。しかし日本は途中出場の#4松井がリバウンドから得点、そして3Pシュートでチームを鼓舞する。最後は#10竹内(公)がインサイドからバスケットカウントを沈め、66-53と日本が13点リードし終了。
第4ピリオド、早々に3Pシュートを決めた#4松井だったが、チャイニーズ・タイペイの速攻をハードに止め、アンスポーツマンライクファウルを取られる。流れがチャイニーズ・タイペイに移ると、激しくなったディフェンスからミスを犯し、速攻からシュートを決められる。70-63、7点差に詰め寄られたところで日本はタイムアウト。その後日本はしっかり立て直し、#13正中、#4松井の連続3Pシュートで75-66と点差を二桁に戻す。最後は時間を使いリードを保ち、試合終了。81-72、終始リードし続けた日本が最終戦を白星で飾り、この結果により7位で大会の幕を閉じた。
ハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、明日、9月26日(月)に日本へ帰国する。