公益財団法人日本バスケットボール協会

　東日本大震災復興支援　バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014 仙台大会。女子日本代表(アジア競技大会)対女子日本代表(FIBA世界選手権)という日本代表同士の注目の一戦。スピードを生かし、思い切りの良いオフェンスを展開して、前半終了時には42-27と女子日本代表(アジア競技大会)がリードを奪うものの、後半、ディフェンスから立て直しを図り、インサイドを使ったオフェンスで徐々に女子日本代表(FIBA世界選手権)が追い上げ、第3ピリオド終了時には同点に追い付く。その後も粘る女子日本代表(アジア競技大会)を振り切り、78-86で女子日本代表(FIBA世界選手権)が勝利した。
　
　第1ピリオド、女子日本代表(FIBA世界選手権)は♯6間宮、#8宮元、♯10渡嘉敷、♯11栗原、♯13大神、女子日本代表(アジア競技大会)は♯5諏訪、♯8川原、♯11三好、♯16森、♯17大沼、両チームマンツーマンでスタート。開始1分、女子日本代表(FIBA世界選手権)♯13大神がバスケットカウントを決めるも、アジア競技大会♯5諏訪が決め返す。女子日本代表(FIBA世界選手権)は序盤、♯13大神のアシストから♯10渡嘉敷がシュートを決める展開。対する女子日本代表(アジア競技大会)は♯8川原の3ポイントシュートを皮切りに、外角からの思い切りの良いシュートで対抗し、開始5分で11-7。その後も思い切りの良い女子日本代表(アジア競技大会)のシュートは決まるも、女子日本代表(FIBA世界選手権)♯10渡嘉敷のインサイドを止めることができず、女子日本代表(アジア競技大会)はリードを広げることができない。一進一退の攻防が続く中、女子日本代表(FIBA世界選手権)が終了間際、24秒オーバータイムを奪うディフェンスで17-18と女子日本代表(FIBA世界選手権)のリードで終了。
　
　第2ピリオド、開始早々女子日本代表(アジア競技大会)が得点し、逆転に成功する。対する女子日本代表(FIBA世界選手権)もアウトサイドからのシュートを狙うが、ことごとくリングに嫌われ、リードを広げられてしまう。女子日本代表(アジア競技大会)♯6本川、#14近平、♯4馬瓜の得点が加わり、気付けば残り1分、40-25で最大15点のリードを奪う。負けじと女子日本代表(FIBA世界選手権)♯10渡嘉敷がシュートを決めるも、女子日本代表(アジア競技大会)♯12池谷のブザーぎりぎりのシュートが決まり、前半42-27で終了する。
　
　第3ピリオド、女子日本代表(アジア競技大会)♯11三好の3ポイントシュートが決まり、リードを広げることに成功する。しかし、女子日本代表(FIBA世界選手権)♯11栗原、♯8宮元、♯6間宮の前半入らなかった外角のシュートが決まりだし、前半奪われたリードを縮め、開始5分には49-45と射程圏内に捉える。女子日本代表(FIBA世界選手権)♯10渡嘉敷が得点を重ねるも、女子日本代表(アジア競技大会)♯18渡邊の逆転を許さないとばかりの3ポイントシュートを沈め、一進一退の展開。終了間際、女子日本代表(FIBA世界選手権)♯10渡嘉敷のバスケットカウントが決まり、58-58とついに同点に追い付いた。
　
　第4ピリオド、女子日本代表(FIBA世界選手権)♯6間宮のアシストから、♯10渡嘉敷のバスケットカウントが決まり、逆転に成功する。続くプレイでも♯6間宮がバスケットカウントを奪い、リードを広げるも、女子日本代表(アジア競技大会)♯12池谷の3ポイントシュートで食らいつき、リードを広げさせない。しかし、女子日本代表(FIBA世界選手権)のリズムが良くなり、インサイド・アウトサイドで得点を量産する。残り3分、女子日本代表(アジア競技大会)♯12池谷がバスケットカウントを決め、70-75と必死に食らいつく展開。しかし、そこから女子日本代表(FIBA世界選手権)の♯6間宮がファールをもらい着実にフリースローで得点を重ねていく。対する女子日本代表(アジア競技大会)♯4馬瓜の活躍で得点を返すも時すでに遅し。女子日本代表(FIBA世界選手権)♯6間宮がリードを広げ、78-86で女子日本代表(FIBA世界選手権)が勝利した。