ゲームレポート
日本代表 |
65 |
17 |
1st |
23 |
62 |
スロバキア代表 |
14 |
2nd |
9 |
16 |
3rd |
11 |
18 |
4th |
19 |
本日より、ゼビオチャレンジ 「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2012 兼 FIBA女子オリンピック世界最終予選壮行試合が開幕。195cmオーバーを3選手も擁するスロバキアは、立ち上がりから高さを生かしたインサイドプレイで得点を重ね、主導権を握る。一方の日本は、序盤、ターンオーバーが続いて出遅れるが、第2ピリオドから徐々に立て直す。その後は一進一退の攻防を繰り広げるも、#6間宮の連続得点や#7矢野の要所での得点で逆転に成功する。最後までスロバキアも追い上げるが、65-62で日本が逃げ切り、白星スタートを切った。
第1ピリオド、開始早々、スロバキアは#14ルカチョヴィチョヴァーの連続得点で主導権を握り、開始4分で0-8とリードを奪う。一方の日本は立て続けにターンオーバーを犯し、良い流れを掴むことが出来ない。開始5分が過ぎ、日本は#12吉田の得点でようやく初得点を挙げるも、その後も流れを掴めず我慢の時間帯となる。その間、スロバキアは速い展開からの得点を重ね、残り3分には7-18と大量リードされ、日本はたまらずタイムアウト。タイムアウト後、追い上げを図る日本は、#8田中の連続3Pシュートなどで徐々に点差を詰める。17-23、日本が6点ビハインドで終了。
第2ピリオド、立ち上がり、流れを掴んだ日本は、#6間宮の連続得点などで追い上げ、21-25と4点差まで詰める。しかしスロバキアも、#14ルカチョヴィチョヴァーを中心に得点を入れ返し、逆転を許さない。残り2分、流れを変えたい日本は#7矢野を投入するとともに、ゾーンディフェンスに切り替える。するとスロバキアは、そのゾーンディフェンスを攻めきれず、その間に日本は#7矢野や#5高田の連続得点で一気に追い上げる。31-32、日本が1点差まで詰め寄るものの逆転には至らず、前半終了。
第3ピリオド、日本はアウトサイドからのシュートで得点すると、スロバキアは高さを生かしたインサイドで対抗し、点の入れ合いになる。お互いマンツーマンによる激しいディフェンスで1点差の攻防のなか、残り1分、日本は#7矢野がバスケットカウントを決めて、45-43とついに逆転に成功する。終盤、勢いに乗った日本は#9久手堅がスティールからの速攻でさらにリードを広げ、47-43と日本が初めてリードして終了。
第4ピリオド、日本は#6間宮の3連続得点で流れを掴むと、続けて#17藤原が3Pシュートを沈め、完全に日本ペースとなる。一方のスロバキアは、#10クプチコヴァーのジャンプショットなどで得点するも、追い越しにはならず、日本を追う形で試合が進んでいく。残り4分、61-51と日本が10点リードを広げたところで、スロバキアはたまらずタイムアウト。その後、スロバキアは#9ヤルチョヴァー、#14ルカチョヴィチョヴァーなどがインサイドから得点を伸ばし、追い上げを図る。だが、日本も#6間宮のバスケットカウントなどで流れを渡さない。残り1分を切り、スロバキアは#9ヤルチョヴァーの3Pシュートで詰め寄るが、一歩及ばず。日本が65-62で逃げ切り、初戦を白星で飾った。
【主な得点者】
日本代表 #6間宮選手 17得点、#8田中選手 15得点(3Pシュート3本含む)
スロバキア代表 #9ヤルチョヴァー選手 16得点、#14ルカチョヴィチョヴァー選手 12得点
次戦、21日(月)19:00より、国立代々木競技場第2体育館に場所を移して、第2戦東京大会が行われる。