ゲームレポート
日本代表 |
63 |
17 |
1st |
12 |
54 |
カナダ代表 |
8 |
2nd |
18 |
12 |
3rd |
10 |
26 |
4th |
14 |
「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2011。カナダを迎えて「第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会」開催地である長崎県で開幕した本試合。序盤先行したのは日本であったが、中盤からカナダの激しいディフェンスの前に攻めあぐね、一時10点差とされるが、終盤は#13大神、#5高田らの得点がつながり、逆転。終了間際には高校生の#15長岡がゴール裏からブザーとともにねじ込み、63-54で試合終了。勝利で開幕を飾った。
第1ピリオド、両チームともにマンツーマンディフェンスで試合開始。序盤は互いに固さが見られ、シュートがなかなか決まらない。日本は#5高田の得点で先制すると、#8石川のドライブなどで6-0とリードする。一方、カナダは長身の#4フィリップスを攻撃の起点とし攻めるが、日本の厳しいディフェンスに攻めあぐねる。その後カナダは#8スミスのシュートで加点するのに対し、固さがほぐれてきた日本は#13大神のドライブやアシストが冴え、得意の速い展開からリードし、17-12と日本5点リードで
第2ピリオド、開始からカナダのディフェンスが厳しさを増し、日本は攻めあぐねて得点が伸びない。カナダは#5ガブリエルが試合をコントロールし、#4フィリップスのハイポストからの攻撃で得点を重ねる。20-19と1点差に詰め寄られたところで日本はたまらずタイムアウト。しかし、その後もカナダの得点を止められず、日本は逆転を許す。#14オーブリーの3Pシュートが決まり徐々にカナダ優勢の試合展開に。日本はカナダの高さに苦しみ、リバウンドを奪えない場面が増え、選手を入れ替える。終盤には両チームともに得点が伸びず、25-30とロースコアーのまま前半終了。
第3ピリオド、カナダ優勢のまま後半が進み、点差は9点まで広がる。日本は#12吉田と#13大神のコンビが復調し、リバウンドからの速攻が出ると、場内の声援が大きくなると共にようやくリズムを取り戻した日本。#7三谷の3Pシュートも決まり、残り4分を切ったところで1点差に詰め寄る。カナダも#21アイムが入れ返すが、残り2分49秒、35-38となったところでタイムアウト。その後両チームともに得点し、37-38で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、カナダはゾーンディフェンスでスタート。日本は落ち着いて攻め、このピリオド最初の得点を#13大神が決める。カナダはすぐにマンツーマンディフェンスに戻し、オフェンスではスクリーンプレイから得点を重ねる。これに対し、日本は#6間宮のリバウンドシュートや#8石川が体勢を崩しながらねじ込み、一進一退の攻防が繰り広げられる。残り6分、#5高田をコートに戻した日本は、#13大神中心の攻撃から#5高田を起点に移し、3連続得点で均衡を破る。残り2分18秒、5点差となったところでカナダがタイムアウト。その後も日本は#9久手堅のリバウンドやルーズボールが光り、スティールからの点数で場内は最高潮に盛り上がりを見せる。最後は唯一の高校生#15長岡がコートに立ち、ブザーとともにゴール裏からねじこみ、63-54で日本が初戦を勝利で飾った。
第2戦は8月6日(土)、14:00から第24回FIBA ASIA選手権長崎/大村大会の会場である、長崎県大村市シーハットおおむらにて開催する。
本日の入場者数:2,163名