公益財団法人日本バスケットボール協会

東日本大震災復興支援　ゼビオチャレンジカップ　バスケットボール男子日本代表国際親善試合2014 ～近畿バスケットボール100周年記念大会～　第2戦　大阪大会。
　第1戦で惜敗した男子日本代表(ヤングジャパン)は序盤から積極的なオフェンスを見せ、第1ピリオド開始4分で9-0とリードを奪う。その後はスプリングフィールド大学もリズムを取り戻すが、日本リードのまま試合が進む。第4ピリオドで一時同点に追い付かれるが逆転を許さず、90-84で男子日本代表(ヤングジャパン)が逃げ切り、勝利を収めた。対戦成績は1勝1敗となった。
　
　第１ピリオド、男子日本代表(ヤングジャパン)は#4藤井、#5白濱、#7西川、#8須田、#12野本、スプリングフィールド大学は#12、#21、#22、#24、#32、両チーム、マンツーマンでスタート。序盤、両チームとも動きが固くシュートが入らない。残り8分#5白濱のドライブを皮切りに男子日本代表(ヤングジャパン)がペースを掴み、#12野本のジャンプショット等で残り6分9-0と男子日本代表(ヤングジャパン)リード。スプリングフィールド大学はたまらずタイムアウト。これが功を奏し、連続得点し、残り4分9-5と点差が詰まる。その後、セットオフェンス中心のスプリングフィールド大学とアウトサイド、速攻で得点する男子日本代表(ヤングジャパン)が一進一退の攻防を繰り返すが、シュート率で上回る男子日本代表(ヤングジャパン)が21-13とリードして第1ピリオド終了。
　
　第2ピリオド、男子日本代表(ヤングジャパン)はスタートメンバーを4名入れ替え、激しいディフェンスから連続速攻、26-15とリードを広げる。スプリングフィールド大学もメンバーを代えながら粘りを見せ、#24のドライブなどで残り7分28-23と一旦は5点差まで詰めるが、再び男子日本代表(ヤングジャパン)が速攻を軸に点差を広げる。残り3分、41-30で男子日本代表(ヤングジャパン)がタイムアウト。これを機に試合の流れが、スプリングフィールド大学に移る。ディフェンスをゾーンに変えて男子日本代表(ヤングジャパン)の攻撃を抑え、連続3ポイントシュート等で一気に点差を詰める。結局43-40、男子日本代表(ヤングジャパン)3点リードで前半終了。
　
　後半、両チームスタートメンバーで開始。早々男子日本代表(ヤングジャパン)#12野本の3連続シュートが決まり、再び点差が広がる。残り7分男子日本代表(ヤングジャパン)#5白濱の速攻が決まり52-40となったところでスプリングフィールド大学がタイムアウト。ディフェンスをゾーンに変える。その後、互いに確率良くシュートを決め男子日本代表(ヤングジャパン)が点差を保ったまま試合は進むが、残り2分男子日本代表(ヤングジャパン)のターンオーバーをきっかけにスプリングフィールド大学が3連続得点。64-58となり、残り2分男子日本代表(ヤングジャパン)がタイムアウト。その後、点差は変わらず男子日本代表(ヤングジャパン)6点リードで試合は最終ピリオドへ。
　
　第4ピリオドに入り、両チームとも集中力に満ちた攻防を繰り返す。残り5分75-73男子日本代表(ヤングジャパン)2点リード、勝負の行方は全く分からない。その後試合は一進一退の攻防となるが残り4分スプリングフィールド大学#24のドライブインが決まり77-77、ついに同点となる。残り2分男子日本代表(ヤングジャパン)#8須田の3ポイントシュートが決まり、82-77と再び5点差にするが、スプリングフィールド大学も素晴らしい粘りを見せる。残り1分、#41のゴール下シュートで再び1点差。会場は大いに盛り上がり、素晴らしい試合となるが、勝負所での#4藤井の3ポイントシュートとファールで得たフリースローを確実に決めた男子日本代表(ヤングジャパン)が90-84で逃げ切った。