ゲームレポート
日本 |
71 |
17 |
1st |
17 |
70 |
チャイニーズ・タイペイ |
15 |
2nd |
18 |
22 |
3rd |
15 |
17 |
4th |
20 |
第3回東アジアバスケットボール選手権大会、第3日目は1勝1敗同士のチャイニーズ・タイペイとの決勝トーナメント進出をかけた大一番。立ち上がり、日本は持ち前のディフェンスから#10竹内、#11桜井のシュートで得点を挙げると、チャイニーズ・タイペイも#11の巧みな1on1で得点し、互いに激しい攻防を見せ、17-17の同点で第1ピリオド終了。その後、チャイニーズ・タイペイは#15が交代して早々に連続3Pシュートを沈め、一歩先をいくのに対し、日本が追いかける形で試合が進む。32-35と3点ビハインドを追う日本はディフェンスで相手のリズムを崩すと、#14金丸がバスケットカウントやフリースローで得点を稼ぎ、54-50と逆転して最終ピリオドへ。日本は#5田中、#7永吉を起用し若いメンバーで臨むと、機動力を生かしたディフェンスから要所でシュートを沈める。最後まで粘りを見せた日本が71-70で勝利し、決勝トーナメント進出決定と同時に、FIBA ASIA選手権大会の出場権を獲得した。
第1ピリオド、開始早々にチャイニーズ・タイペイに先制点を許すが、日本も#11桜井がドライブで連続シュートを沈め、立ち上がりから激しい攻防となる。その後、日本は持ち前のディフェンスからオフェンスを展開するが、なかなか得点に結びつかず、平行線で試合が進む。残り3分、チャイニーズ・タイペイ#10にバスケットカウントを許し、11-16と5点差を追いかける日本は、#6比江島の1on1、#14金丸のフリースロー、#10竹内のジャンプショットで一気に勢いに乗り、残り45秒に17-16で逆転に成功。しかし最後、相手にフリースローを与え、17-17の同点で終了。
第2ピリオド、若いメンバーでスタートした日本は、走るバスケットから#7永吉が3Pシュートを沈めると、#6比江島のジャンプショットも決まり、良いスタートを切る。しかしすぐさまチャイニーズ・タイペイも、交代した#15がお返しの連続3Pシュートを沈め、リズムを掴み始める。その後、一歩先をいくチャイニーズ・タイペイを日本が追いかける形で試合が進み、32-35と3点ビハインドで前半終了。
第3ピリオド、日本は#11桜井を起点に、#15青野のアシストから#14金丸のバスケットカウントなどで得点を重ね、開始3分で39-39の同点に追いつく。しかしチャイニーズ・タイペイも簡単には引かず、#11の巧みな1on1から得点を入れ、なかなか日本は逆転できない状況が続く。残り5分を切り、日本は#5田中、#7永吉を投入すると、いい働きを見せ、#14金丸のジャンプショット、#11桜井の3Pシュート、#15青野のフリースローで一気に逆転に成功。その後も、相手のファウルを得てフリースローを確実に得点に繋げた日本が、54-50とリードして最終ピリオドへ。
第4ピリオド、追い上げたいチャイニーズ・タイペイは、早い展開から個々の1on1で得点を重ね、開始1分14秒で56-56の同点に。そこからはチャイニーズ・タイペイの#4、#11が得点すれば、日本は#7永吉が3Pシュート、#5田中がスティールから速攻で決め返し、何度もリードチェンジを繰り返す。残り34秒、猛追を見せるチャイニーズ・タイペイは、#5がドライブからバスケットカウント、フリースローを沈め、71-70の1点差に。残り28秒、日本ボールでスタートすると、時間を使って攻める。最後、チャイニーズ・タイペイは、日本の外れたシュートをリバウンドして、#5がロングシュートに持ち込むが外れ、タイムアップ。71-70、日本が1点差で競り勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。
次戦、日本は休息日を挟み、5月20日(月) 18:00(現地時間)より、準決勝をグループB1位の中国と対戦する。