「東日本大震災」被災地復興支援 第88回天皇杯・第79回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会　オールジャパン2013

女子1回戦、中国ブロック代表の環太平洋大と大学4位の筑波大の一戦。前半、筑波大は#6伊集、#11早坂のシュートが決まり、好調な滑り出しを見せる。対する環太平洋大は、序盤こそ出遅れるものの、#6谷川のシュートでリズムを掴み、追い上げる。中盤になると、環太平洋大はディフェンスで相手のミスを誘い、良い流れを呼び込む。しかし、筑波大の#5北村、#6伊集の息の合ったプレイを止めきれない。後半、環太平洋大は、連続得点で3点差まで追いつくものの逆転できない。対する筑波大は、要所で#16藤岡がドライブで得点し、簡単に相手に主導権を渡さない。76-71、筑波大が追い上げる相手を振り切り、2回戦へと駒を進めた。　
　

　第1ピリオド、筑波大は#11早坂のジャンプシュートが決まり、好スタートを切る。その後もリズム良く加点するが、シュートを決めきれず、失速する。対する環太平洋大は、全員が積極的にドライブを仕掛ける。終盤、#6谷川がジャンプシュートを沈めると、一気に点差を縮めにかかる。21-20、筑波大が僅かにリードして終了。　
　

　第2ピリオド、環太平洋大は#14山田がドライブやアシストで得点を演出する。すると#4金浦、#5毛利など4年生の得点が伸びだし、チームが勢いづく。一方の筑波大は、序盤ミスが続き、苦しい展開となる。だが#5北村と#6伊集のホットラインが光り、徐々にリズムを取り戻す。41-38、筑波大がリードを保ち、前半終了。　
　

　第3ピリオド、序盤、筑波大は#13白が長身を活かしたプレイで得点を重ねる。また#6伊集のドライブや#5北村のシュートで、一気に点差を広げる。しかしその後が続かず、苦戦する。対する環太平洋大はシュートを放つものの、決めきれない時間帯が続く。だが終盤に、#10薬師寺が速い攻撃で得点に繋げ、なんとか持ち直す。60-55、筑波大が5点リードで最終ピリオドへ。　
　

　第4ピリオド、筑波大は#13白がゴール下で身体を張り、シュートを決め切る。しかしその後はミスが続き、相手のペースとなる。だが、要所で#11早坂がジャンプシュート、#16藤岡はドライブで決め、逆転を許さない。中盤、環太平洋大は4連続得点をし、3点差まで追い上げる。しかし勝負どころで決めきれず、試合終了。76-71、筑波大が逃げ切り、初戦を勝利で飾った。