オールジャパン2011 第86回天皇杯・第77回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

JBL1位 アイシンシーホースとJBL8位 レラカムイ北海道との準々決勝。立ち上がりは、レラカムイがスクリーンを上手く使い、次々にシュートを沈めていく。対するアイシンは前半、相手の得点を抑えることができず、苦しい展開となる。しかし第3ピリオド、#32桜木が逆転ジャンプシュートを決め、その後、#4フラームや#6朝山が3Pシュートを沈めると、一気にアイシンの流れとなる。レラカムイは#11桜井、#55ルイスがジャンプシュートやゴール下で反撃するも、追い上げには至らず。82-69と、アイシンが白星を飾った。　
　
第1ピリオド、レラカムイはスクリーンプレイを多用し、シュートチャンスを生み出すと、#8山田、#9折茂が確実にシュートを沈める。また、#55ルイスがゴール下で奮闘し、得点を伸ばしていく。対するアイシンは、失点を抑えることができず、重苦しい展開となる。25-16、レラカムイのリードで第1ピリオド終了。　
　
第2ピリオド、アイシンは#3柏木が3Pシュート、ドライブを決め、好スタートを切る。さらには、#22網野の3Pシュートが続き、流れはアイシンへ傾く。しかしレラカムイも、#11桜井、#55ルイスが反撃し、リードを保つ。40-35、レラカムイのリードで第2ピリオド終了。　　
　
第3ピリオド、アイシンは#32桜木を中心に積極的にシュートを放ち、開始7分で逆転に成功する。その後は一進一退の攻防となる。しかし、残り3分、アイシン#4フラームが2本連続、さらに#6朝山が3Pシュートを沈め、一気に突き放しにかかる。60-53、アイシンがリードを奪い、第3ピリオド終了。　　　　　
　
第4ピリオド、アイシンは#1フォーハンケリーがフリースローや3Pシュートなど、オールラウンドな活躍を見せ、得点を伸ばしていく。対するレラカムイは、#11桜井、#55ルイスがジャンプシュートやゴール下で加点し、食らいつく。終盤、追い上げたいレラカムイは次々にシュートを放つが、ことごとくリングに嫌われてしまう。82-69、アイシンが準決勝への切符を手に入れた。