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男子 第3回戦リンク栃木ブレックス vs 東海大学

試合データ

開催場所国立代々木競技場第二体育館 Y2コート コミッショナー 
試合区分男子 第3回戦 主審相原 伸康
開催期日2011(H23)年01月05日(水) 副審小澤 勤、安力川 剛士
開始時間/終了時間17:00/18:46

ゲームレポート

リンク栃木ブレックス

( JBL6位 )

108 23 1st 21 101 東海大学

( 大学5位 )

25 2nd 19
21 3rd 24
25 4th 30
14 OT1 7
JBL6位のリンク栃木ブレックスと大学5位東海大との一戦。#0田臥、#1川村という2枚看板を欠くリンク栃木は、学生相手にまさかの苦戦を強いられることに。終盤に東海大の3Pシュート攻勢が当たると、焦ったリンク栃木は#36養田に終了間際の同点弾を許し、まさかのオーバータイム突入。オーバータイムでも東海大はリンク栃木相手に一歩も退かず、大物食いもありえるかと思われた。しかし、結局最後は#6ホーカムが値千金の3Pシュートを沈めて勝負あり。108-101とリンク栃木が追いすがる東海大を振り切り辛勝。ベスト8進出を果たした。 
 
第1ピリオド、リンク栃木はショットの精彩を欠くが、確実にオフェンスリバウンドをもぎとり得点していく。東海大は、守備では1-1-3のゾーンディフェンスを仕掛けインサイドで仕事をさせず、攻撃では#5多嶋が3Pシュート、#34三浦がドライブで得点。23-21とリンク栃木が2点リードし、第2ピリオドへ。 
 
第2ピリオド、#7遥の技ありのシュートで一時は東海大が逆転するが、その後はシュートが決まらずリードを広げることができない。対するリンク栃木は、外角が当たらず苦しむが、#5メリットがこぼれたボールを押し込み大きく崩れない。中盤からは連続得点に成功したリンク栃木が抜け出し、48-40。リンク栃木がリードのまま、前半を折り返す。 
 
第3ピリオド、序盤、東海大はリンク栃木#5メリット、#34伊藤のツインタワーに苦しむが、#0満原のバスケットカウントから反撃を開始。#34三浦、#33狩野、#24田中の3Pシュートで残り2分49秒に63-65と2点差まで詰め寄る。終盤、リンク栃木は#6ホーカムでなんとか返して、69-64。リンク栃木5点リードで第4ピリオドへ。 
 
第4ピリオド、#4森田、#24田中、#34三浦らで6本の3Pシュートを沈め、残り2分3秒に92-91とついに逆転に成功する。リンク栃木は東海大の3Pシュートの雨を前に崩れかけるも、#34伊藤と#6ホーカムの徹底したインサイドで堪えると、逆転を許した後も#34伊藤のゴール下と1本のフリースローで残り39秒に94-92と再逆転する。逆転のチャンスもある東海大はラストプレイで#5多嶋が3Pシュートを放つが、これがリングに嫌われ万事休すかと思われた。しかし、こぼれ球を拾った#36養田が鮮やかにシュートを決め、残り16秒に94-94の同点。そのまま延長戦に突入する。 
 
延長戦、リンク栃木は、安定感のある#6ホーカム、#34伊藤のインサイドで抜け出す。苦しい東海大だが、#5多嶋、#34三浦で耐えると、残り33秒に#33狩野の3Pシュートで101-104とし望みを繋ぐ。しかし、この大事な局面で底力を見せたのはリンク栃木。センター#6ホーカムが驚きの3Pシュートを決め、最後の最後でリンク栃木が東海大の息の根を止めた。108-101で逃げ切り勝利。接戦を制し準々決勝に進出した。

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