【第77回皇后杯準決勝】トヨタ自動車 会見コメント
2011年1月8日
トヨタ自動車 アンテロープスの丁 海鎰ヘッドコーチ。
今日の試合は簡単には勝てないと試合前から予想していました。今シーズンのWリーグでは4回対戦し、これまではゾーンディフェンスが機能し、全試合勝っています。4回勝ってはいますが、富士通の3Pシュートをケアするために、ゾーンではなくマンツーマンディフェンスで最初は戦いました。オフェンス面でなかなか3Pシュートが入らず、流れを変えるためにもゾーンディフェンスに切り替えたのですが、逆に相手に3Pシュートを決められてしまいました。
後半は#23鈴木選手を外すことで小さくはなりますが、足を使ったゾーンディフェンスにしたことでリードすることはできました。我々の出来が悪かったというわけではなく、今日の試合は富士通のシュートがすごく良かったということです。
●#12 矢野 良子選手
今日はそんなに簡単にはいかないと予想はしていました。このチームは大きな舞台になればなるほどメンタル面が弱くなる部分があります。それが富士通に対して2点差で敗れたことにつながってしまいました。ずっと我慢しながら試合をやっていくことを徹底して言い続けてはいたのですが、肝心なところでリバウンドやルーズボールを相手に取られ、細かい部分で競いきれなかったのが敗因です。