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平成29年度女子U18日本代表チーム 課題と自信につなげたアメリカ遠征が終了
2018年3月31日
3チームと対戦し、国際交流も図ることができた女子U18日本代表チーム
ディフェンスから速攻で得点を重ねる日本の武器を発揮
アメリカ遠征を終えた平成29年度バスケットボール女子U18日本代表チームは、3月30日(金)に無事帰国しました。現地の高校生や選抜チームとスクリメージを行いながら強化を図り、様々な課題が見つかるとともに自信にもつなげています。
はじめての国際試合に臨んだ選手が多くおり、時差や食事など異国の地で迎える試合への準備を含めて、すべてが初体験です。コート上では、次々と立ちふさがる190cm台など大きな選手に対し、どう戦って行くかを肌で感じる機会にもなりました。高さやフィジカルの違いによるリバウンドは苦戦し、相手は積極的にペイントアタックを仕掛けてきます。いずれも合宿中から萩原美樹子ヘッドコーチが常に意識づけしてきたことですが、この遠征を通じて身をもって経験できたことは大きな収穫となりました。
選手たちは少しずつ対応していき、日増しに高さや強さにも慣れてきたことで日本の武器であるディフェンスから速攻で得点を重ねられるようになり、自分たちの強みを把握することができました。一方で、国際試合におけるレフェリーのコールの違いによってトラベリングを何度も取られたことなど、多くの課題を発見することができたことも大きな経験です。
本番である「FIBA U18 女子 Asian選手権大会2018」の開催は10月であり、まだまだ十分時間はあります。今回のアメリカ遠征で得た経験を忘れることなく、日頃から世界基準を意識しながら、次の合宿までにそれぞれがレベルアップに励んでくれることを期待しています。