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平成27年度ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン) トライアウト開催報告
2015年9月29日
各テストに先駆けて身体測定を実施
小学6年生~中学3年生まで全国から47名の選手がトライアウトに参加
9月26日(土)・27日(日)の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、平成27年度ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン)のトライアウトを実施しました。
「ジュニア世代の長身者・長身者候補に対しての世界に通用する選手育成」を目的としたジュニアエリートアカデミーは、今年度で4年目の開催となります。
今年度は中学3年生から小学6年生、北は北海道、南は沖縄から長身選手が集まり、過去最多の47名がトライアウトに参加しました。開講式では、ジュニアエリートアカデミー・佐々木 三男プロジェクト長から「女子日本代表がリオオリンピックへの出場権を獲得し、今、男子もオリンピック予選を戦っています。ここにいる皆さんは、5年後の東京オリンピックで活躍できる選手だと思っています。ぜひ日本代表を目指して頑張ってほしい」と述べた後、「日本ではあまりトライアウトという形で行われていませんが、トライアウトは自分をアピールすることが大事。自分の能力を見せるチャンスとして、どんどんアピールしてください」と期待を込めた話がありました。
トライアウト初日は、身体測定から始まり、①20mダッシュ、②20mアジリティ、③レーンアジリティ、④立ち幅跳び、⑤ジャンプ力、⑥ロングチェストパス、⑦マルチステージの7つのフィジカルテスト。さらには、ボックスジャンプ、2ボールシュート、パッシング判断、30秒シューティング、1分間3Pシューティングなど、コーディネーション能力テストが行われました。
トライアウト2日目は、ボールハンドリング、パッシング、ディフェンスフットワークなど、バスケットボールのスキルを判断するドリルが実施されました。トライアウトの最後には6チームに分かれてのスクリメージも行われ、それぞれの選手が自分のプレイをアピールしました。
また、トライアウト期間中には個人面談も行われ、個人としての目標やキャンプに臨む姿勢なども確認され、多くの選手たちは「日本代表になりたい」と目標を語ってくれました。
最後には、佐々木プロジェクト長から「短い時間の中で自分の力を出し切れなかった選手もいるかもしれないが、まだまだ伸びしろがたくさんあるので、中学、高校などそれぞれステージで、ぜひ上を目指して頑張ってほしい。そして、この中からU-16やU-18日本代表、そして将来の日本代表に入って活躍してくれることを期待しています」と話があり、終了しました。
今回のトライアウトを受験した選手たちは、テストの点数にモチベーションや意欲などを加味してキャンプ参加者が選考されます。第1回キャンプは10月16日(金)~18日(日)に開催し、計6回のキャンプを通して、個の育成に取り組んでいきます。
■平成27年度ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン) トライアウト 参加スタッフ
【バスケットボールスキル担当】
トーステン・ロイブル(男子ジュニア専任コーチ)
【メディカル担当】
山口 玲(稲波脊椎・関節病院)
【フィジカル担当】
國友 亮佑(公益財団法人日本バスケットボール協会)
【トレーナー】
細川 英範(HOKUMAコンディショニングセンター)
森本 聡(國學院大學久我山高校 バスケットボール部)
【栄養指導担当】
小林 唯(公益財団法人日本バスケットボール協会)
【映像撮影担当】
池田 親平
【ジュニアエリートアカデミープロジェクトスタッフ】
佐々木 三男(慶應義塾大学)、村上 佳司(國學院大學)
古海 五月(公益財団法人日本バスケットボール協会)、本永 昌生(通訳)
牧野 広良(横須賀市立久里浜小学校)