試合日程・結果
女準々決勝アメリカ(B1位) vs 日本(A4位)
試合データ
開催場所 | Carioca Arena 1Carioca | コミッショナー | Hesham ELHARIRI(EGY) |
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試合区分 | 女準々決勝 | 主審 | Carlos PERUGA(ESP) |
開催期日 | 2016年08月16日 | 副審 | Zhu DUAN(CHN)、Carlos JULIO(ANG) |
開始時間/終了時間 | 18:45 / 20:20 |
・ゲームレポート
アメリカ(B1位) B1位/通算6勝 |
110 | 30 | 1st | 23 | 64 | 日本(A4位) A4位/通算3勝3敗 |
26 | 2nd | 23 | ||||
25 | 3rd | 13 | ||||
29 | 4th | 5 |
「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)」のバスケットボール競技は11日目。ここまで3勝を挙げている日本(A4位)は、準々決勝をオリンピック5連覇中の女王・アメリカ(B1位)と対戦。#14本川がドライブから先制点を挙げると、早い展開から#7栗原のテンポの良い3Pシュート、#10渡嘉敷と#6間宮がペイントで得点を挙げ、日本のバスケットを展開する。一方のアメリカは、#7MOOREと#12TAURASIの第1ピリオド4本の3Pシュートをはじめ、高さとパワーのインサイドと、多彩な攻撃で得点を重ねていく。第2ピリオド残り2分、44-46の2点差と善戦する日本だが、アメリカも黙っておらず、終盤に7連続得点を許す。46-56、前半で7本の3Pシュートを決めた日本は10点ビハインドで前半終了。後半に入ると、相手の厳しいマークにシュートが落ち始める日本に対し、アメリカのシュートの精度はさらに増し、一気に突き放される。追い上げたい日本はゾーンディフェンスに変えたりと、持てる力を十二分に発揮するが、アメリカはFG 65.3%と高い決定力で、攻撃の手を緩めることなく大量得点を挙げる。64-110で敗れ、日本のオリンピックの挑戦はベスト8で終了した。
第1ピリオド、日本は#14本川のドライブで先制点を挙げる。すると早い展開から、#14本川、#7栗原の連続3Pシュート、#10渡嘉敷のミドルショットで得点を重ねていく。一方のアメリカは#7MOOREと#12TAURASIの3Pシュート2本ずつ計4本に加え、#14CHARLESや#13FOWLESら高さのあるインサイド陣がミスマッチをついて、ペイントエリアで得点を伸ばす。一進一退のハイスコアゲームとなるが、誰が打っても決めてくるアメリカに主導権を許し、23-30と7点ビハインドで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、開始早々、#7栗原の3Pシュートが決まる日本だが、相手のインサイド陣の攻撃を止められず、開始2分30秒で28-40と離される。たまらずタイムアウトを要求すると、速攻からパス回しで#4近藤のコーナーの3Pシュート、#6間宮のジャンプショット、#7栗原と#12吉田の3Pシュートと、立て続けにネットを揺らし、じわじわと追い上げる。残り2分、#14本川のドライブから#10渡嘉敷が裏パスをもらってゴールを沈め、44-46と2点差に。しかしアメリカも黙ってはおらず、#12TAURASIの前半4本目の3Pシュート、#5AUGUSTUSのタフショットで4連続ゴールを挙げる。46-56、7本の3Pシュートを決めた日本が食らいつき、10点ビハインドで後半へ。
第3ピリオド、立ち上がり、#14本川のアグレッシブなドライブから連続得点を挙げ、50-56と詰め寄る日本。するとアメリカに火をつけ、#7MOOREの3Pシュートを皮切りに、#12TAURASの3Pシュートや#15GRINERのインサイドプレイと、抜かりない攻撃で一気に突き放す。残り4分15秒、51-70の19点ビハインド。日本は#8髙田、#10渡嘉敷の得点で何とかつなぐが、アメリカは交代してくる選手がシュートを落とすことなく得点を重ねていく。59-81、日本は点差を広げられ、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、#11DELLE DONNEや#8MCCOUGHTRYの得点ら、7連続ゴールで畳み掛けるアメリカ。シュートの精度が高く、さらに勢いづく。日本はオフェンスが重たくなり、ボールが止まってしまい、開始3分半無得点。ここまでプレイタイムの少なかったメンバーを送り出し、交代して早々に#5宮澤が3Pシュートを決める活躍を見せる。またゾーンディフェンスに変えるなど、持てる力を十二分に発揮するが、アメリカは最後まで高い決定率でシュートを沈め、リードを広げていく。最終的に64-110で敗れ、日本のオリンピックの戦いはベスト8で終了した。