試合日程・結果
女A日本 vs フランス
試合データ
開催場所 | Youth ArenaYouth | コミッショナー | Eleonora RANGELOVA(BUL) |
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試合区分 | 女A | 主審 | Sreten RADOVIC(CRO) |
開催期日 | 2016年08月13日 | 副審 | Carlos JULIO(ANG)、Carlos PERUGA(ESP) |
開始時間/終了時間 | 17:45 / 19:35 |
・ゲームレポート
日本 (3勝2敗) |
79 | 17 | 1st | 19 | 71 | フランス (3勝2敗) |
23 | 2nd | 13 | ||||
23 | 3rd | 22 | ||||
16 | 4th | 17 |
「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)」のバスケットボール競技は8日目。本日、グループAは予選ラウンド最終日。フランス、トルコ、日本による2位~4位の順位決定を巡り、日本は予選ラウンド最終戦(第5戦)を世界4位のフランスと対戦。試合前、トルコがブラジルを下し3勝2敗となったため、日本が予選で高順位で行くためには勝利が絶対条件、それに加え、当該チームの得失点差の関係で、フランスに15点差以上の勝利で2位、13点差以上の勝利で3位と、点差を頭に入れてゲームへ入る。立ち上がり、先手を取った日本は、第1ピリオドこそ17-19とリードを奪われたが、その後は果敢にゴールへアタックしてファウルをもらい、フリースローを確実に沈め、リードを広げる。しかしフランスも意地を見せ、何度も点差を広げようとする日本に、食らいついていく。だが、第3ピリオドだけで#12吉田が13得点を挙げる気迫を見せ、その後も日本は得失点を意識しながら、果敢にシュートを狙っていく。最後、大抜擢の#9三好が3Pシュートを決め、79-71と世界4位のフランスに勝利。日本は価値のあるオリンピック3勝目を挙げたが、得失点差でグループA4位通過となった。
第1ピリオド、#14本川の速攻で先手を取った日本。#12吉田の積極的なシュート、#14本川のカットインで得点を伸ばす。対するフランスは高さとパワーで強引に攻め、得点を重ねていく。積極的にメンバー交代を行い、リズムを掴もうとするフランスに対し、日本は#10渡嘉敷がポストからドライブインでシュートをねじ込み、ファウルをもらって3点プレイにする。終盤、日本のシュートが外れて得点が伸び悩むと、フランスは#4YACOUBOUのゴール下シュート、さらに最後、#20BOUDERRAの遠くから放った3Pシュートが決まり、引っくり返す。17-19、フランスがリードして第1ピリオド終了。
第2ピリオド、開始早々、#13町田と#14本川の2本の3Pシュートで主導権を奪い返した日本。#14本川の鋭いドライブイン、中では#10渡嘉敷が躍動し、3度同点に追いつかれてもリードを守る。フランスは#4YACOUBOUら、高さのあるゴール下やセカンドショットで得点につなげていく。残り4分16秒、30-30の同点。日本は、そこから相手のミスを誘う激しいディフェンスを展開し、果敢な攻めでファウルを得る。フランスのチームファウルが5つ目に達したことにより、日本はフリースローを獲得、全てしっかり得点につなげてリードを広げ、40-32の8点リードで前半終了。
第3ピリオド、立ち上がり、相手の守りに攻めあぐね、苦しいシュートが続く日本。その間、フランスは高さとパワーでシュートをねじ込み、開始2分で同点に追いつかれる。しかし日本は#10渡嘉敷のミドルショット、#4近藤の2連続3Pシュートでリードを渡さない。その後、日本の守りが中に寄ったところを、フランスはインサイドアウトで#22EPOUPAら3本の3Pシュート、オフェンスリバウンドからゴール下シュートで加点する。日本はボールが止まる時間が続くが、#12吉田がこのピリオドで13得点を挙げる気迫を見せ、リードを守る。63-54、日本リードのまま最終ピリオドへ。
第4ピリオド、立て続きに日本のオフェンスがミスとなり、それをフランスは得点につなげて63-58の5点差に迫る。すると日本はタイムアウトを要求し、ディフェンスでボールマンプレッシャーをかけ、今度はフランスのミスを誘って、得点につなげていく。互いに引かず、点の入れ合いとなるが、13点差以上つけて勝利したい日本は、残り25.3秒、76-68の8点差の場面で、#9三好を投入。するとその期待に応え、#9三好がすぐさま3Pシュートを射抜き、11点差。せめて予選3位以上になるため、あと2点を目指し、日本はタイムアウトを使い切って勝負に行くが、そこまで。79-71、世界4位のフランスを下し、3勝目を挙げた。
次戦、2日間のオフを挟み、現地時間の8月16日(火)(*試合時間未定)、5大会ぶりとなる決勝トーナメント(準々決勝)で、オリンピック5連覇中のアメリカ(B1位)と対戦する。