試合日程・結果
女A日本 vs オーストラリア
試合データ
開催場所 | Youth ArenaYouth | コミッショナー | Hesham ELHARIRI(EGY) |
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試合区分 | 女A | 主審 | Anne PANTHER(GER) |
開催期日 | 2016年08月11日 | 副審 | Ahmed AL BULUSHI(OMA)、Leandro LEZCANO(ARG) |
開始時間/終了時間 | 17:45 / 19:20 |
・ゲームレポート
日本 (2勝2敗) |
86 | 24 | 1st | 23 | 92 | オーストラリア (4勝) |
26 | 2nd | 25 | ||||
21 | 3rd | 11 | ||||
15 | 4th | 33 |
「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)」のバスケットボール競技は6日目。予選ラウンド第4戦の相手は世界2位のオーストラリア。日本が先制点を挙げ、早々に#7栗原の3Pシュートも決まって流れを掴むと、互いに点の入れ合いとなり、一進一退の攻防が続く。前半を終え、50-48で日本がリード。後半に入り、相手のディフェンスが遅れている間に、走る早い攻撃から高確率で次々とシュートを沈め、71-59で第3ピリオドを終了。第4ピリオド開始早々、16点差に広げる日本だが、ここからオーストラリアの猛反撃が始まる。日本が相手のゾーンディフェンスに攻めあぐねると、203cmの#8CAMBAGEがこのピリオドで18得点を挙げる勝負強さを見せる。残り2分58秒、逆転を許した日本は#12吉田の得点で食らいつくが、残り1分を切り、#7TAYLORに決定打となる3Pシュートを許す。日本は善戦するも86-92で惜敗し、2勝2敗となった。
日本の試合前、他の試合結果により、20年ぶり決勝トーナメント進出が決定。日本は良い順位で準々決勝に進むべく、予選ラウンド最終戦に挑む。
第1ピリオド、立ち上がり、日本は#12吉田が先制点を挙げると、良い形から#7栗原の3Pシュートも決まり、リズムを掴む。オーストラリアは203cm#8CAMBAGEら高さのあるインサイドを使って攻めて得点を重ねるが、開始3分あたりからミスが続き、得点が伸び悩む。その間、日本は切り替えの早い走る攻撃に、アウトサイドからの積極的なドライブで連続得点を挙げ、リードを奪う。しかし残り5分、オーストラリアもWNBAプレイヤー#7TAYLORの2本のバスケットカウントなどで息を吹き返す。24-23、日本リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、#14本川がアブレッシブなドライブで相手のファウルをもらい、相手のディフェンスをかき回すと、#10渡嘉敷と#8髙田のインサイド陣のジャンプショット、速攻から#7栗原の3Pシュートで続く。残り6分18秒、35-29と6点差に開いたところでオーストラリアはタイムアウト。すると#8CAMBAGEのゴール下での得点を皮切りに立て直す。日本は相手の激しいディフェンスにミスが続き、残り3分、一時逆転を許す。だがこの試合で効果的な2on2のプレイが冴え、#10渡嘉敷のゴール下での得点、さらに#14本川がアンライクスポーツマンファウルを得て、日本へ流れを呼び込む。残り2.9秒、#14本川が3Pシュートファウルをもらい、フリースロー2本を沈め、50-48と日本が2点リードで前半終了。
第3ピリオド、オーストラリア#8CAMBAGEに高さで得点を許すが、日本も全員でリバウンドを頑張り、速攻から内外バランスよく次々とシュートを沈める。開始5分、61-54と一歩日本が抜け出したところで、オーストラリアはタイムアウトを要求。その後、#7TAYLORに3Pシュートを決められるも、勢いの止まらない日本は、#13町田のドライブから技ありバックシュート、合わせのプレイで#8髙田、さらに#7栗原の2本連続3Pシュートでリードを広げていく。#14本川が相手からチャージングをもらう好ディフェンスもあり、71-59と日本が11点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、開始早々、裏パスから#10渡嘉敷、#13町田が果敢なドライブで得点を挙げ、残り8分51秒、75-59と16点差に広げる。たまらずオーストラリアは2回目のタイムアウトを請求。その後、オーストラリアが2-3ゾーンディフェンスに切り替えると、日本のボールが止まり、オフェンスがもたつく。残り6分59秒、77-68と少し点差を詰められた日本はタイムアウト。しかし流れは変わらず、オーストラリアは高さのある#8CAMBAGEに徹底的にボールを集めると、日本の2枚・3枚のディフェンスにも動じず、ファウルをもらってフリースロー、さらにバスケットカウントで追い上げる。残り4分52秒、ようやく日本はこのピリオド6点目が決まるが、苦しい時間帯が続く。残り2分58秒、#5MITCHELLの速攻レイアップシュートが決まり、81-82で最大得点差の16点をひっくり返される。日本はタイムアウトを取り、踏ん張りたいところだったが、残り51.6秒、決定打となる3Pシュートを#7TAYLORに決められ、83-88。日本は#12吉田の3Pシュートで最後まで粘るも、86-92で惜敗した。
次戦、8月13日(土) 17:45(日本時間 14日 5:45)より、予選ラウンド最終戦(第5戦)をフランスと対戦する。