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「JBA バスケットボールファミリー安心安全保護宣言」採択 および「暴力行為等通報窓口」設置のお知らせ

2021年9月9日

 当協会 (JBA) は、本日 9 月 9 日 (木)、2021年度 (7-6月期) 第 3 回理事会 (ZOOM会議) を開催し、「JBA バスケットボールファミリー安心安全保護宣言」を採択したほか、「暴力行為等通報窓口」を設置し、明日10日 (金) より運用を開始することが決定いたしましたので、以下のとおり、お知らせいたします。

 
■「JBA バスケットボールファミリー安心安全保護宣言」の採択について

【目的】
ユニセフ「⼦どもの権利とスポーツの原則」に基づき、指導者そして JBA としての⽅向性を「JBA バスケットボールファミリー安⼼安全保護宣⾔」として明確にすることにより、⼦どもたちが楽しく、安⼼して、安全にバスケットボールに打ち込めるよう、暴⼒や暴⾔、ハラスメントのない健全なバスケットボール環境を実現する。

【背景・経緯】
スポーツには、それそのものを楽しむことによって⼦どもたちの健全な⼼⾝を発展させ豊かな⼈間性を涵養する⼒があること、また、フェアプレーやリスペクトの精神を推進していくことによって社会を守る⼒、よりよい社会をつくる⼒があることに⼤きな価値があるものの、現状では、スポーツ活動における暴⼒・暴⾔、ハラスメント⾏為は後を絶たず、⼦どもたちからスポーツの楽しさや⼼⾝の健やかな成⻑の機会を奪っていることが、各種調査等 (※) により明らかになっている。
そこで、下記 7 項目を「JBAバスケットボールファミリー安⼼安全保護宣⾔」として採択し、JBA としての方針を明確にするとともに、今後関係各所と連携して状況の改善に努める。

(※)下記調査資料 (理事会報告サマリー) は、本ページ【ダウンロード】ページよりご覧になれます。
・暴⾔暴⼒的⾏為によるテクニカルファウル調査
・U12 保護者アンケート結果サマリー
・インテグリティに関するコーチへの意識調査サマリー

【「JBA バスケットボールファミリー安心安全保護宣言」7 項目】
1.【クリーンバスケット・クリーンザゲーム】暴⼒暴⾔を根絶します。【暴⼒暴⾔根絶】
2.リスペクト・フェアプレーの精神を推進します。【リスペクト・フェアプレー精神】
3.⼦どもの意⾒・発⾔を尊重し主体性を育みます。【⼦どもの主体性尊重】
4.コーチライセンス制度を充実・普及させ、良い指導者を養成・配置します。【指導者の資質向上】
5.⼦どもの成⻑のために保護者と連携します。【保護者との連携】
6.⼦どもの安⼼安全なバスケット環境を整備します。【セーフガーディング】
7.年齢・性別・障がい・⼈種等で差別のないバスケットボールファミリーを⽬指します。【差別をなくす】

■「暴力行為等通報窓口」の設置について

【目的】
バスケットボール界における暴力・暴言、ハラスメント等の根絶に向け、実態の把握・改善を行うべく、一般の方からの通報窓口を設置し、当協会事務局コンプライアンス推進グループおよび対応を委託する弁護士によって各案件の改善・解決にあたる。

【概要】
・設置日 (運用開始日):2021年 9 月10日 (金)
・利用方法:当協会公式 WEB サイトの通報フォームより通報 (当面の間は WEB のみ)

・通報フォーム URL:http://www.japanbasketball.jp/reportform/

・通報対象者:倫理規程第 2 条第 1 項に定める者 (役員・選手・指導者等)

 ○倫理規程はこちら>> http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/ethics_20210812.pdf

・窓口を利用できる者:対象者の対象行為による被害者、被害者の家族又は代理人、並びにその関係者
  (※匿名は対応不可)
・対応者:JBA コンプライアンス推進グループおよび業務委託弁護士