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FIBAバスケットボールワールドカップ2019 組み合わせ決定
2019年3月16日
本日3月16日(土)、中国・深センにおいて、本年8月31日(土)~9月15日(日)の期間、中国で開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の組み合わせ抽選会が行われ、本大会の組み合わせが決定しました。
2006年に自国(日本/さいたま市)で開催された第15回大会以来、3大会ぶり5回目の出場となる「AKATSUKI FIVE」バスケットボール男子日本代表チーム(FIBAランキング48位)は、アメリカ、トルコ、チェコとともに、上海で行われるグループEに入りました。
つきましては、下記の通りお知らせいたします。
21年ぶりに自力での本選出場を果たし、着実に力をつけている「AKATSUKI FIVE」男子日本代表は、世界の強豪たちを相手に「日本一丸」となって戦い、初の決勝トーナメント進出を目指します。
皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。
■FIBAバスケットボールワールドカップ2019 大会概要
【開催地】
中国 8都市 (北京、上海、南京、武漢、広州、深セン、仏山、東莞)
【開催期間】
2019年8月31日(土) ~9月15日(日)
<1次ラウンド> 2019年8月31日(土)~9月5日(木)
<2次ラウンド> 2019年9月6日(金)~9月9日(月)
<決勝トーナメント> 2019年9月10日(火)~9月15日(日)
【参加国】
全32か国
○開催国:中国、
○アフリカ:ナイジェリア、セネガル、アンゴラ、チュニジア、コートジボアール
○アメリカ:アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、プエルトリコ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、カナダ
○アジア:オーストラリア、イラン、フィリピン、韓国、ニュージーランド、日本、ヨルダン
○ヨーロッパ:スペイン、フランス、セルビア、リトアニア、ギリシャ、ロシア、イタリア、トルコ、ドイツ、 チェコ、ポーランド、モンテネグロ
【予選ラウンド組み合わせ】
※カッコ内:グループ名(開催都市)/ 国名(2019年3月16日現在のFIBAランキング)
○グループA (北京): コートジボアール(64)、ポーランド(25)、ベネズエラ(20)、中国(30)
○グループB (武漢):ロシア(10)、アルゼンチン(5)、韓国(32)、ナイジェリア(33)
○グループC (広州):スペイン(2)、イラン(27)、プエルトリコ(16)、チュニジア(51)
○グループD (仏山):アンゴラ(39)、フィリピン(31)、イタリア(13)、セルビア(4)
○グループE (上海):トルコ(17)、チェコ(24)、アメリカ(1)、日本(48)
○グループF (南京):ギリシャ(8)、ニュージーランド(38)、ブラジル(12)、モンテネグロ(28)
○グループG (深セン):ドミニカ共和国(18)、フランス(3)、ドイツ(22)、ヨルダン(49)
○グループH (東莞):カナダ(23)、セネガル(37)、リトアニア(6)、オーストラリア(11)
【競技方式】
≪1次ラウンド≫ 2019年8月31日(土)~9月5日(木)
・出場全32か国を、4か国ずつ8グループ(A~H)に分け、各グループで1回戦総当たり戦を行い、グループ毎に 1位から4位を決定する。
※1次ラウンドの各国の結果は、以降も持ち越しされる。
・各グループの上位2か国、計16か国が、2次ラウンドに進出する。
・各グループの下位2か国、計16か国による、17位-32位決定戦を行う。
≪2次予選≫ 2019年9月6日(金)~9月9日(月)
・1次ラウンドのグループを2グループずつ統合し、4か国ずつ4グループ(I~L)に分け、グループ内の1次予選で 対戦が無い国と1回戦総当たり戦を行う。
(A、B→Iグループ / C、D→Jグループ / E、F→Kグループ / G、H→Lグループ)
・各グループの上位2か国、計8か国が、決勝トーナメントに進出する。
・各グループの下位2か国、計8か国による順位決定戦は行わず、FIBA公式ルールに則り、9位-16位を決定 する。
≪決勝トーナメント≫ 2019年9月10日(火)~9月15日(日)
・準々決勝以降の決勝トーナメントは、ノックアウト方式で対戦する。
・3位-8位の各順位決定戦も行う。
■コメント
○三屋 裕子JBA会長
「当然のことではありますが、すべての対戦国が格上ですし、厳しいグループに入ったと思います。しかしながら選手たちも望んでいた世界一のアメリカと同じグループに入り、対戦できることは逆に嬉しくも思えます。抽選の際に、日本の名前がアメリカと同組で読み上げられたときは、思わずガッツポーズをしました。世界一の国と対戦することは日本にとっても大きな財産になると思います。
ここからは一つひとつの積み重ねがチャレンジとなります。1試合でも多く勝利し、ガッツポーズができる試合を増やせるよう、皆さまも日本一丸となって応援をお願いします」
○東野 智弥 技術委員長
「まず、日本の男子がこの場に立てたことが大きな喜びです。男子はこれから歴史の1ページを一歩ずつ作り上げていくことになりますが、まだまだ発展途上であることは事実で、ここがゴールではありません。
今回、第一歩としてワールドカップに出場することになりましたが、いまできることをそれぞれが必死になって取り組み、ワールドカップでプレーできる喜びを感じながら、その経験を最大限に生かしていきたいと思います。それこそが、2020年東京オリンピック、そして2023年に沖縄で予選ラウンドが行われる次のワールドカップへとつながっていくのだと確信しています。
ファンの皆さまもぜひ、応援してください。“日本一丸” で、ともに戦っていきましょう」
○ラマス フリオ ヘッドコーチ
「かなり厳しいグループに入ったと思います。アメリカが同じグループの中にいますし、またヨーロッパの中でもかなり強い2か国がいます。我々はヨーロッパのチーム、そしてアメリカにも勝ったことはありません。もっと言えば、対戦した経験も少ないわけですから、まずは良いゲーム内容にするため、チームとしての士気を高めるため、プランをしっかりと準備をして、それらの試合に臨むことが最善です。
我々はチームとして戦わなければなりません。まずはヨーロッパのチームと競争できるようなチームを作り上げて臨みたいと思います。今後、ワールドカップに向けて、事前に格上のチームとの親善試合等を行いながら、良い準備を行っていきたいと思います」
○篠山 竜青 選手 (選手代表 / 川崎ブレイブサンダース)
「FIBAバスケットボールワールドカップ2019の出場を決めたときに、「やるからには世界一のチームと戦ってみたい」 と意気込む選手がたくさんいました。それが現実となり、こうしてアメリカ合衆国と同じグループに入ったのも、なにか意味があるのだと思います。
抽選の結果を見て、いま身震いしています。チーム一丸となって頑張ります! ぜひ皆さんも“日本一丸”でのご声援をよろしくお願いします」