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【開催報告】将来のトップレフェリーを目指して U28 ヤングオフィシャルズキャンプを開催

2024年2月26日

試合後の振り返りの様子

研修会参加者集合写真

 当協会 (JBA) では、将来のトップリーグ担当審判員や国際審判員 (FIBA レフェリー) の育成を目的に、去る 2 月10日 (土)~12日 (月・祝) の 3 日間にわたり、B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024 にて『U28 ヤングオフィシャルズキャンプ (YOC)』を開催いたしました。特に FIBA レフェリーとして初めて登録されるには、2 シーズン以上国内トップリーグを担当し、各国協会に振り分けられる枠の中で35歳までに国際バスケットボール連盟 (FIBA) に推薦される必要があり、若年層から将来を見越した取り組みが必要となります。
 今年度は全国 9 ブロックから推薦された28歳以下の JBA 公認 B 級審判員19名が事前のオンライン研修を踏まえて大会を担当し、試合後にトップレフェリーのアドバイスを受けながら映像で試合を振り返りました。

 事前のオンライン研修では、B.LEAGUE や W リーグの担当レフェリーとして活躍する講師がトップリーグ担当や FIBA レフェリーになるまでの道のりや、普段どのように日常生活と審判活動のバランスを図っているのかなどの経験を共有し、参加者がそれぞれの目標に向けてどのように活動を進めていくのかを考える機会としました。
 実技研修ではトップリーグ担当審判員が毎試合実際に行っているのと同様に、試合を担当した直後に映像を観ながらポジション取りやプレーを捉えるアングル、クルーの連携、判定やルールの適用、さらには審判員としての立居振舞いやチームとのコミュニケーションなどについてクルーでディスカッションし、講師は参加者の試合中の視点を引き出しながら具体的に良かった点と改善点を挙げて審判員としてのレベルアップを図りました。
 JBA では、引き続き各都道府県協会と連携しながら審判員の育成に努めて参ります。
 
【講師】
阿部ちひろ (JBA 公認 S 級審判員 / W リーグ担当審判員)
有澤重行 (JBA 公認プロフェッショナルレフェリー / JBA 公認 S 級審判員 / B.LEAGUE・W リーグ担当審判員)
高野杏実 (JBA 公認 S 級審判員 / B.LEAGUE・Wリーグ担当審判員)
高野晃平 (JBA 公認 S 級審判員 / B.LEAGUE・Wリーグ担当審判員)
上田篤拓 (JBA 審判グループ シニアテクニカルエキスパート / FIBA レフェリーインストラクター)