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2018年度 全国審判長会議 開催報告

2019年3月28日

全国審判長会議の様子

 当協会 (JBA) では、各種事業、審判育成の情報共有、方向性の確認、ルールや審判マニュアルの変更点の伝達などを目的に「全国審判長会議」を年一回開催しています。去る2月24日(日)に、全国から都道府県/ブロックの審判長、各種全国大会審判担当者、審判委員会委員が参加し、2018年度全国審判長会議を開催しましたので、以下のとおり、ご報告します。

 JBAでは引き続きより良いバスケットボール環境、審判環境の構築に向けて全国の皆様のご意見を踏まえて施策を推進してまいります。

 
■2018年度 全国審判長会議 プログラム

1.JBA 審判委員会 宇田川委員⻑挨拶
2.2018年度事業報告および2019年度事業計画
 (1) 2018年度審判事業報告
 (2) 2019 / 21シーズンFIBA推薦について
 (3) 2019審判事業計画
3. 2019年度導⼊事案について
 (1) インテグリティ委員会から
 (2) テクニカルファウルについて
 (3) コミュニケーションについて
 (4) 抗議の取り扱い (TOとの連携含む)
4.継続審議事案 (今後の検討課題も含む)
 (1) レフェリー2021改革
 (2) 全国9ブロック化
5.テクニカル部会より
 (1) 2019年度新ルールについて
 (2) 20190401プレーコーリング・ガイドラインについて
 (3)2019年度オフィシャルズマニュアル改訂版について
6.閉会


■出席者の感想 (一部抜粋)
○2月末に開催する全国審判長会議はとても効果があると感じます。早めに情報を共有、展開できることが、県所属審判員へ対しとても助かることだと思います。また、トラブル事例を共有することで自県において未然対策や早期対応法を考える良いきっかけとなりました。今後、バスケットボールをより良いスポーツに創り上げようと県協会にて協議を重ね、発展させて参りたいと強く思うことができました。

○情報共有にはとても感謝しています。ただ、審判長会議時に他県審判長ともう少し意見交換が出来る時間があればと感じました。

○インテグリティなどの新しい事柄をどのように県内伝達すべきか悩んでいた部分が、実際に講義をしていただいてイメージ作りにつながりました。

○インテグリティの取り組みについて B.LEAGUE の方からのお話はとても強い意志を感じました。審判だけでなく、指導者、選手と協力してバスケットボールの価値を上げるために同じ方向を向いて変わっていけたらと思います。

○インストラクター制度に関して、3 級の取得については急務と考えています。県内でもアナウンスし、人数を増やしたいと思いますが、JBA からのさらなるアナウンスも必要だと考えます。公式サイトなどで、どのような資格なのかを説明してもらえるとありがたいです。

○ U18 の審判員についても早急に考えを示してほしいです。

○ JBA が推奨するプレゼンテーションをまとめたプレゼン集を作ってほしい。 (TO レポートやファウルに関するものだけでなく、ベンチやプレーヤーとのコミュニケーションに関するプレゼンなど、各審判員に取り入れてもらいたいものなど)