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平成29(2017)年度 U32ヤングオフィシャルズキャンプ 開催報告
2018年1月17日
平成29(2017)年度 U32ヤングオフィシャルズキャンプを開催
35歳前の審判員に限定し、将来のFIBA国際審判員ならびにトップリーグ担当審判員の養成を目的として開催
当協会(JBA)では、1月5日(金)~6日(土)の2日間、浦安市運動公園総合体育館(千葉県浦安市)にて開催されたB.LEAGUE U15 FRIENDLY GAME 2018において、各ブロックから推薦されたA級、B級審判員計30名を招集し、平成29(2017)年度 U32ヤングオフィシャルズキャンプを開催しました。
本キャンプは、FIBA国際審判員資格を新規に取得できる上限年齢である35歳前の審判員に限定して、将来のFIBA国際審判員ならびにトップリーグ担当審判員の養成を目的に年1回開催しており、多くのトップリーグ担当審判員やFIBA国際審判員を排出しています。
今回のキャンプでは、「3POメカニクス」(3人制審判)、「プレゼンテーション」(レフェリーとしての立ち居振る舞い、声を使って試合を主導する姿勢)の習得、英語と日本語でのコミュニケーションの向上をテーマに、座学と実践でトレーニングを行いました。
◆実施内容
・3POメカニクス(3人制審判)
・ガイドライン(判定基準)
・プレゼンテーション
・英語による映像解析ディスカッションと発表
・実技・講師からのフィードバック
◆講師
・関口 知之 審判委員会トップリーグ・強化部会長/トップリーグ担当審判インストラクター
・平 育雄 審判委員会副委員長/トップリーグ担当審判インストラクター
・上田 篤拓 JBA審判担当アシスタントマネージャー/FIBAレフェリーインストラクター
・加藤 誉樹 JBA公認プロ審判員/東京都S級審判員/FIBA国際審判員
・漆間 大吾 東京都S級審判員
・佐藤 誠 千葉県S級審判員
・細田 知宏 東京都S級審判員/FIBA国際審判員
・有澤 重行 山口県S級審判員/FIBA国際審判員
・堀内 純 愛媛県S級審判員/FIBA国際審判員
※順不同・敬称略
■竹平 圭吾 審判員(愛知県B級審判員) コメント
今回の研修を通じて、声を使うことの重要性を強く感じました。どうしても笛を入れることに意識が強くなりがちですが、ファウルをさせないのもレフェリーの仕事。声かけ一つで、クリーンなゲームを作るきっかけになることを改めて感じることができました。また、レポート等の場面でもジェスチャーだけでなく、声を使うことでより正確に伝えることができます。
コートプレゼンスの一つとして、地元に帰っても有効的に活用していきたいです。2日間、本当に有意義な研修となりました。ありがとうございました。
■大倉 哲也 審判員(大阪府B級審判員) コメント
この度は研修を運営して下さった皆様、講師の皆様に大変お世話になり、本当にありがとうございました。
今回の研修では大きく2点を学びました。一つ目はプレゼンテーションの重要性、二つ目はやはり3POメカニクスについてです。プレゼンテーションは判定と同じくらい重要という事が頭に残っています。声の使い方、TOレポートの仕方、走り方等求められるものが多いですが、プレゼンテーションがレフェリーに対しての信頼性に繋がるという点で座学、コート研修、実技研修でヒントがたくさんあり、今後すぐに実践できる事だと思いました。そして、3POメカニクスについての講習では普段から自分が疑問に思っていた部分を丁寧に講義、実技研修で教えていただき、次のステップに繋がる内容でした。
最後に、日本トップの講師陣と全国の審判員と2日間研修を共に出来た事が何よりの刺激でした。