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ウインターカップ2017 審判研修会 開催報告

2018年1月9日

日本全国から多くの審判員が参加したウインターカップ2017にて審判研修会を実施

「クルー間における3POの共通認識」、「声を使った力強いプレゼンテーション」について解説

 当協会では、12月23日(土・祝)から24日(日)の2日間、「ウインターカップ2017 平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の担当審判員を対象に、3PO(三人制審判)のメカニクスならびにプレゼンテーション(審判の立ち居振る舞い、ジェスチャー)に関する研修会を開催し、延べ90名を超える審判員が参加しました。

 FIBAレフェリーインストラクターである上田 篤拓氏(JBA審判担当アシスタントマネージャー)が講師を務め、先日開催されたFIBAのレフェリーインストラクター研修でも強調されていた「クルー間における3POの共通認識」、「声を使った力強いプレゼンテーション」について解説しました。

 3名の審判クルーがどのような役割分担やサポート、コミュニケーションをするかを共通認識することで、正しい判定を下す根拠を確立することにつながります。また、力強い走り方や声を使ったテーブルレポートといった工夫がよりスムーズな試合運営につながるため、FIBAとしても説得力のあるプレゼンテーションへの取り組みを推奨しています。

 当協会では、各種全国大会を中心に3POの実施を進めており、ウインターカップ2017ではこれまで上位回戦から採用していた3POを1回戦から実施しました。
 今後とも最新のFIBAのレフェリング情報を共有するとともに、全国の審判技術の向上に努めてまいります。