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平成29年度JBA公認B審判 U25ヤングオフィシャルズキャンプ 開催報告
2017年8月22日
高校生によるモデルゲームで実践
試合後に映像を見て、すぐに振り返りを実施
当協会では、8月11日(金・祝)~13日(日)の3日間、埼玉県上尾市において、各ブロックから推薦された25歳以下のJBA公認B級審判員30名を対象にした「平成29年度U25ヤングオフィシャルズキャンプ」を開催しました。
本キャンプは、将来のFIBA国際審判員ならびにトップリーグ担当審判員の養成を目的に年1回開催しており、過去の参加者からは多くのトップリーグ担当審判員やFIBA国際審判員が誕生しています。
今回の講師は、トップリーグ担当審判インストラクターや現役のFIBA国際審判員、B.LEAGUE/WJBL担当審判員らが担当。判定の根拠となる「ガイドライン」、審判メンバーが協力してより良い位置でプレイを捉えるための「メカニクス」の理解を主眼に指導を行い、受講者は座学で学んだことを高校生によるモデルゲームで実践しました。
FIBA(国際バスケットボール連盟)では、今年から国際審判員の人数を各国の国際審判ならびに代表チームの実績に応じて2年ごとに決定することとなりました。
当協会は、今後も都道府県協会と協力しながら、世界に通用する審判員の育成に努めてまいります。
■平成29年度JBA公認B審判 U25ヤングオフィシャルズキャンプ
【実施内容】
・FIBA国際審判員のレギュレーション
・3PO(3人制審判)メカニクス
・ガイドライン(判定基準)
・プレゼンテーション
・3×3国際審判員について
・映像解析のポイント
・実技・講師からのフィードバック
【講師(※順不同)】
宇田川 貴生 (JBA審判部 部長)
平 育雄 (審判委員会副委員長)
吉田 正治 (審判委員会テクニカル部会長)
上田 篤拓 (JBA審判部/FIBAレフェリーインストラクター)
平原 勇次 (東京都S級審判員/国際審判員)
山崎 人志 (審判委員会トップリーグ/強化部会)
加藤 誉樹 (東京都S級審判員/国際審判員)
安西 郷史 (埼玉県S級審判員)
佐藤 誠 (千葉県S級審判員)
須黒 祥子 (東京都S級審判員/国際審判員)
前田 喜庸 (東京都S級審判員)
小澤 勤 (山梨県S級審判員/国際審判員)
増渕 泰久 (栃木県S級審判員/国際審判員)
◆田中 沙紀 審判員(B級・愛知県) コメント
はじめに、講習会を運営してくださった方々、講師の先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。今回、全国各地の若手レフェリーと関われたことで、多くの刺激を受けることが出来ました。また、研修では、3POのメカニクスをはじめ、女性レフェリーのあり方、コート内外での立ち振る舞いについて学べました。国際審判員になる為には、自分には足りないものが多くありますが、一方で強みや自信が持てるものを知れたことが大きな収穫になりました。今回の経験を忘れず、少しでも早く国際審判員になれるよう頑張ります。
◆大井 陽平 審判員(B級・埼玉県) コメント
私は、今回の研修会を通じて大きく2つのことを学びました。1点目は目標を具体的に設定し、その目標を必ず達成するという断固たる意志と準備をするということ、2点目は仲間や人の繋がりを大事にするということです。今回出会った受講生や講師の方々との縁を大切にし、目標を達成するために更なる研鑽を積んでいきたいです。私の目標である国際審判員になるために、必要なことを講義や実技を通して実践的かつ分かりやすく御指導いただき、大変貴重な機会になりました。最後になりますが、講師ならびに関係者の皆様に感謝申し上げます。