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【ジュニアオールスター大会前特集】ジュニアオールスターから日の丸戦士へ
2014年3月20日
男子U-16日本代表でも活躍を見せる平岩 玄選手(写真は2012年ジュニアオールスター)
前回大会(第26回大会) MVPの渡嘉敷 直樹選手
3月28日(金)から30日(日)までの3日間、「東日本大震災復興支援 第27回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2014」(以下、ジュニアオールスター)が開催されます。
開幕まで約2週間前となった先週末、男子U-18、U-16、U-16(U-15世代)日本代表チームが強化合宿を行いました。ジュニアオールスターに出場したことがきっかけで、日本代表合宿に参加したり、男子U-16日本代表にも選ばれた選手が多くいます。
そこで、一昨年前の2012年大会と昨年2013年大会で最優秀選手賞に選ばれた2選手に、ジュニアオールスターの思い出や今年出場する選手たちへ向けたメッセージを伺ってきましたので、ここでご紹介します。
■平岩 玄選手 (土浦日本大学高校 1年)
第25回大会(2012年):最優秀選手賞
愛知県選抜チーム(日進市立日進東中学校)
2013年男子U-16日本代表選手(アジア3位となり、FIBA U-17世界選手権出場権獲得)
― ジュニアオールスターの思い出
「県外のたくさんの選手と戦うことができ、チームとしても盛り上がりましたし、個人としても成長できた大会でした。準々決勝の茨城戦(54-56)は辛い時にもう一歩頑張りきれず、あと一歩のところで敗れてしまいました。最後の詰めが甘かったですし、しっかり戦い抜かないといけないと思いました」
― 選抜メンバーが短い期間でチームになって行くための秘訣
「週1~2回しか練習期間がなく、その中で見えた課題や教わったことを自分のチームに戻ってからも練習を続けていくことでできるようになります。また1週間後に練習をし、その課題を持ち帰るということを繰り返していた3ヶ月間でした。それは今、日本代表合宿でも同じです。合宿での課題をチームに帰ってから克服するように練習しています」
― ジュニアオールスターに出場する選手たちへメッセージ
「勝つことも大事ですが、選抜メンバーで戦える最初で最後の大会なので、楽しんでプレイしてください」
■渡嘉敷 直輝選手 (那覇市立古蔵中学校 3年)
第26回大会(2013年):最優秀選手賞
沖縄県選抜チーム
男子U-16(U-15世代)日本代表選手としてドイツ・チェコ遠征に参加
― ジュニアオールスターの思い出
「準優勝することができ、個人としてもMVPを獲らせていただきました。沖縄県チームは個人一人ひとりの能力が高かったのですが、それがチームとして一つにまとまることが難しかったです。練習を重ねて一つにまとまっていき、準優勝できたことが本当にうれしかったです」
― ジュニアオールスターを通して成長した点
「決勝戦は左手を突き指していたのですが、それを口実に自分から攻めることに対して逃げてしまっていました。やっぱりそんなことで逃げてしまっていてはダメだ、とあの試合が終わった直後に実感しました。それからは、ボールを持ったらまず攻め気を持つ、空いたらパスを出すという気持ちでやっていこうと思いました」
― ジュニアオールスターに出場する選手たちへメッセージ
「ジュニアオールスターは楽しいものです。他の学校の選手たちが集まって、一緒に試合して、なかなかできることではないです。この楽しい舞台で、一生懸命戦って、楽しんでチーム一体となって試合に臨んでください」
ジュニアオールスターの第2・3日目のチケットは、「チケットバスケット」にて好評発売中。ぜひお早めにお買い求めください。
※ジュニアオールスターの第1日目、および国立代々木競技場第1・2体育館で行われる第45回全国ミニバスケットボール大会は入場無料です。
今回ご紹介した平岩 玄選手、渡嘉敷 直樹選手以外にも、ジュニアオールスターの思い出コメントをいただいております。順次、JBA公式Facebookにて更新しますので、そちらもぜひお楽しみください。