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女子U17日本代表:テーピング講習会実施レポート「正しい巻き方でケガの予防へつながることを実感」清藤優衣選手
2024年4月30日
今年7月に開催が予定されている「FIBA U17女子ワールドカップ2024」に臨む女子U17日本代表選手へ向け、ニチバン株式会社様のご協力をいただき、テーピング講習会を実施しました。
講習会の目的は、「若年層に対して受傷時における処置、再発予防をセルフケアで実施」できるようにすること。また、世代を代表する選手たちが正しくテーピングを巻くことの大切さを理解してもらうことで、所属チームに対して知識を還元していくことを期待しています。
最初にニチバン株式会社より、テーピングを使用する際の注意点やテーピングの特徴ついてご説明いただきました。
《テーピングを使用する際のポイントと種類》
ポイントは主に3つあります。
①テーピングにシワが出来ないようにすること。
②正しいテーピング肢位で巻くこと。
③正しい部位ポイントを通すこと。
以上のポイントを押さえることにより、テーピングとしての機能を発揮します。
テーピングの種類は、伸びないタイプ(固定)、伸びるタイプ(固定・筋肉サポート)、指用タイプ等、それぞれのテーピングの種類をご紹介いただき用途によって使い分けることをご説明いただきました。
テーピングの詳細についてはニチバン株式会社のテーピングブランドサイト「battlewin.com(バトルウィンTM ドットコム)」でもご紹介されています。
次に、JBAの佐藤晃一スポーツパフォーマンスコーチによるテーピングの正しい巻き方の講習が行われました。ニチバン株式会社からご提供いただいたテーピングを使用し、足首に対して実技を披露しながら説明。選手は2人1組になり交互にテーピングを巻き合いテーピングを行う際のポイントを確認しながら講習会に臨んでいました。
清藤優衣選手(精華女子高校)は、「正しい巻き方をすれば効果が出るということが分かり、ケガの予防にも繋がるのでテーピングの大切さを理解することができました。」と実際に体験することによりテーピングの特徴を実感し理解することができたようです。
濱田ななの選手(桜花学園高校)は「いつも巻く時にシワができてしまっているので、シワが出来ない角度を学ぶことができ勉強になった。」また、「巻いてもらう時と相手に巻く時とでは見る視点やテーピングをする角度も違うので難しかった。」とテーピングの奥深さを講習会を通して学ぶことができたようです。
鈴木瑚香南選手(福岡大学付属若葉高校)は「普段テーピングを巻いてそこまで気を使っていなかったけど、今後は巻く体勢なども意識していきたい。」と述べられました。今後の代表活動については「昨年出場したU16アジア選手権で通用した部分が今回通用しない可能性もあるのでワールドカップに向けてしっかり練習に取り組んでいきます。」と意気込みも語ってもらえました。