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オーストラリアバスケットボール協会とのパートナーシップ延長のお知らせ

2021年4月22日

 公益財団法人日本バスケットボール協会 (所在地:東京都文京区、会長:三屋裕子) は、このたび、オーストラリアバスケットボール協会 (バスケットボール・オーストラリア) とのパートナーシップの期間延長に合意しましたので、下記の通りお知らせいたします。

 JBA は2018年に初めてバスケットボール・オーストラリアとパートナーシップを締結し、両国は様々な側面で知識と経験を共有してきました。
 両国代表チームは FIBA アジアの大会で対戦する関係にありますが、オーストラリア男女代表チーム共に世界ランク上位に入っており、オーストラリアのユースおよびコーチ育成は世界的に注目を集めています。本事業は、JBA がバスケットボール・オーストラリアから世界最高峰の知識や最良の実践を学ぶ素晴らしい機会となります。

 このパートナーシップの延長により、JBA は引き続き、選手育成・強化、代表チーム・役員間の交流、指導者養成、マーケティング・テクノロジーの開発などの分野を通じて関係を深め、さらに両国はアジア・オセアニア地域全体におけるバスケットボールの発展を支援するために協力していきたいと思います。

 引き続き、両国間の交流を深め、代表チーム、指導者、組織間の交流を中心に相互協力を行い、バスケットボールのアジア・オセアニアおよび世界的発展に向け、力を合わせて参ります。

 
■ バスケットボール・オーストラリア パートナーシップ概要

【期間】
2023年12月31日まで

【提携事業】
・ユース代表 / クラブチームによる交流試合
・コーチ育成 (海外研修、コーチクリニック参加等)
・ユース世代の国際経験の機会提供
・マーケティング / テクノロジーに関する情報共有
・トップカテゴリー審判の育成
・プロリーグの組織運営
・学校教育を含め、バスケットボールの普及に向けた協力

※事業の実施に関しては、新型コロナウイルスの状況をしっかり分析し、両国政府の方針、参加者安全を優先しながら実施致します。

○ 公益財団法人日本バスケットボール協会 (JBA) 会長 三屋 裕子 コメント
「バスケットボール・オーストラリアとのパートナーシップ期間延長の合意に至りましたことを大変嬉しく思います。
 オーストラリアとはこの数年間において記憶に残る試合も多く、バスケットボール・オーストラリアのネッド・コーテン チェアマンおよびバスケットボール・オーストラリアの皆様とも良好な関係を構築することができ、常に日本とオーストラリアの相互発展を考えていただいていることに感謝申し上げます。
 同じアジアの舞台で戦い、世界トップを目指すことに変わりはありませんが、両国が持っている知識や経験を共有し、切磋琢磨することにより、必ずアジア・オセアニアにおけるバスケットボールの発展につながると信じております。
 また、オーストラリアは2022年に FIBA 女子バスケットボールワールドカップ、そして日本は2023年に FIBA バスケットボールワールドカップの開催を控えております。お互い世界最高峰の大会の開催を控えておりますので、その面でもしっかり連携・協力を図り、進めて参りたいと思います。
 日本のバスケットファミリーの皆さまにおかれましても、引き続き、活動に対しご期待いただきますとともに、一層のご理解とご協力をいただけますよう、お願いいたします」

○ バスケットボール・オーストラリア ネッド・コーテン チェアマン コメント
「バスケットボール・オーストラリアは、日本バスケットボール協会の同僚や友人と引き続き提携を継続することに興奮しております。
 三屋裕子会長のリーダーシップの下、日本は大きく進歩し、FIBA をはじめ、世界のバスケットボール界から高い評価と尊敬を集めています。特に、我々は代表レベルの強化および日本の継続的な発展を認識しています。
 これまで、オーストラリアは JBA と多くのレベルで強力かつ相互に有益な関係を築いてきたことを幸運に思っており、これを継続することを楽しみにしています。 両国は今後数年間でともにワールドカップを開催しますので、その面でも両国が協力し合うことはたくさんあり、オーストラリアはこの協力関係があらゆるレベルの参加者に利益をもたらすと信じております。
 我々は共にオセアニアとアジア内の FIBA の業務をサポートすることができ、私たちの地域でのバスケットボールの未来を楽しみにしております」