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オーストラリアバスケットボール協会との覚書締結のお知らせ
2018年10月26日
三屋裕子JBA会長(左)とネッド・コーテン オーストラリア協会会長
当協会(JBA)はこのたび、オーストラリアバスケットボール協会(会長:ネッド・コーテン)と両協会間パートナーシップについて合意し、覚書を締結いたしましたので、お知らせいたします。
今後、両協会は男女代表チームの交流をはじめ、アンダーカテゴリー、レフェリーやコーチなど、様々な分野での交流を通じ、両国のバスケットボールの発展を図ります。
■日本バスケットボール協会 三屋 裕子会長 コメント
「このたび、オーストラリアバスケットボール協会のネッド・コーテン会長をはじめとする関係者の皆さまのご尽力により、当協会とオーストラリア協会は今後の協力関係に関する覚書を交わしました。本覚書は、とりわけ日本のバスケットボールにとって非常に有益であり、オーストラリア協会のご理解に心より感謝いたします。
言うまでもなく、オーストラリアは男女ともに世界的な強豪国であり、日本のバスケットボール界にとって強化、育成はもとより、多方面にわたって見習うべき点が多々あります。私たちはそのノウハウを学びながら、一歩一歩着実に成長をしていきたいと考えています。同時に、私たちとの協力関係がオーストラリアのバスケットボールにとっても有益なものとなれば幸いです。
今後両国は、トップカテゴリーのみならず、若年層、指導者、レフェリーと多岐にわたる交流を、従来以上に緊密に行ます。この覚書締結を機に、両国のバスケットボールが切磋琢磨し、ますます発展していくことを心より願います」
■オーストラリアバスケットボール協会 ネッド・コーテン会長 コメント
「本覚書を交わしたことで、両国にとって素晴らしい発展の機会になることでしょう。また、これまで両国間で培われてきた良い関係は、今後も変わらず続いていきます。
オーストラリアと日本は、特に女子において、女子日本代表チームがオーストラリア遠征を行うなどの交流をしてきた経緯がありますが、FIBAの大会において、オーストラリアがアジア地区へ参入したことにより、我々の代表チームは、今後日本代表チームとより多くの場で顔を合わせることになります。昨年のFIBA女子アジアカップでは、予選グループではオーストラリアが勝利しましたが、決勝では日本が勝利し、日本が優勝を勝ち取りました。男子のFIBAワールドカップ予選では、昨年11月の我々のホームゲームでは勝利しましたが、今年6月に日本で行われた試合では、1点差で日本が勝利。我々にとって1次ラウンド唯一の敗戦となりました。
これまでに両国が見せてきた、質の高い、また観る人を楽しませる戦いは、間違いなく若い世代にも受け継がれていくことでしょう。日本バスケットボール協会とのこれからの交流を心から楽しみにするとともに、レベルの高い戦いを通じ、両国間のバスケットボールがより発展していくことを願っています」