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公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 三屋裕子会長体制が始動 -川淵三郎 前会長はJBAエグゼクティブアドバイザーに就任-
2016年6月25日
「バスケットボールで日本を元気にします」の理念と、「Break the Boader ~超えて未来へ~」のスローガンを掲げ、三屋裕子会長体制が始動
前会長の川淵 三郎エグゼクティブアドバイザーから、三屋裕子新会長へバトンとなるボールが引き渡された
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)は、本日6月25日(土)都内にて、定時評議員会を開催し新役員を決定するとともに、続いて開催した臨時理事会において会長をはじめとする役職を決定いたしました。
新会長にはすでに新会長として内定しておりました三屋裕子が就任し、前会長の川淵三郎はJBAを総監する立場として、エグゼクティブアドバイザーに就任いたしましたことをご報告いたします。
つきましては、下記の通りお知らせいたします。
■公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 新役員一覧
【会長】
三屋 裕子 (57) ※留任
【副会長】
兒玉 幸長 (67) ※新任
斎藤 聖美 (65) ※新任
大河 正明 (58) ※留任
【専務理事/事務総長】
田中 道博 (58) ※新任
【理 事】
門川 浩人 (61) ※新任
日越 延利 (60) ※新任
大野 健男 (59) ※新任
藤原 修 (49) ※新任
庄司 義明 (62) ※再任
山本 晃宏 (54) ※新任
原田 裕花 (48) ※新任
東野 智弥 (45) ※新任
吉田 長寿 (46) ※再任
葦原 一正 (38) ※新任
山本 一郎 (59) ※留任
境田 正樹 (52) ※新任
間野 義之 (52) ※留任
【監 事】
中森 真紀子 (52) ※新任
須永 功 (49) ※留任
※カッコ内は2016年6月25日現在の年齢
※公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 新役員一覧は、以下URLよりご確認いただけます。
[URL]http://www.japanbasketball.jp/jba/member
■公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)
エグゼクティブアドバイザー 川淵 三郎 コメント (※会見コメント主旨)
私が(FIBAの)タスクフォースからバスケットボール界に関わり、日本バスケットボール協会の会長に就任から丸1年、ようやく改革の目処が立ったところで、三屋裕子新会長に会長職をゆだねることが出来たことは幸せに思います。
三屋新会長には、スポーツ界を改革しようという強い気持ちをもって就任していただきました。スポーツ界というのは競技の専門家だけがいればうまくいくわけではなく、ガバナンスということからいうと、経営能力、発信力、リーダーシップなど、さまざまな要素が専門性よりも必要となっていきます。そういう意味では、バスケットボール界がサッカーやバレーなどが入っていって大きく変わったことは、スポーツ界にとっても非常によいことだったかと思います。
これからは、三屋新会長を筆頭に、バスケットボール界が良い改革であったと言われるように、しっかり業務を進めていただきたい。私としては、FIBAからモニタリング期間終了までは、自分の目で確かめながらバックアップしていき、バスケットボール界の発展に尽力していきたいと思います。
皆さまには、三屋新会長へのご支援賜りますよう、そして今まで以上に日本のバスケットボール界に注目いただき、今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
■公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)
新会長 三屋 裕子 ごあいさつ
「バスケットボールで日本を元気にします」
その夢に向かい、覚悟と勇気を持って挑戦を続けよう
皆さま、こんにちは。公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)の会長の三屋裕子です。このたび、川淵三郎前会長の退任に伴い、多くのステークホルダーの皆さまのご支持のもとにその職を引き継ぎました。あらためて身の引き締まる思いです。
ご存じのとおり、本年8月にはリオデジャネイロ オリンピック・パラリンピックが開催され、その世界の大舞台に私たち日本のバスケットボールファミリーの代表が出場します。実に嬉しいニュースです。しかしその一方で、その喜びのほんの少し前、わずか1年半前には、日本のバスケットボール界が絶対に忘れてはいけない出来事――FIBA(国際バスケットボール連盟)の制裁により、バスケットボールを愛する皆さまが大きな失意と不安のなかにいたのも、また事実です。
あのとき、当協会は、そして日本のバスケットボールファミリーは生まれ変わる決意をしました。そしてこの1年半、一致団結し、さまざまな変革にチャレンジし、実際にさまざまなことが変わり始めています。いま、この変革の歩みを止めてはなりません。未だ発展の途上であり、何も成し遂げてはいないからです。今後の日本バスケットボール界の発展のため、覚悟を決めてこれからも挑戦し続けることこそ、私たちの使命です。
来る2030年のJBA創設100周年に向け、このたび「JAPAN BASKETBALL STANDARD 2016(JBS)」を策定しました。その冒頭には、『バスケットボールで日本を元気にします』の理念と、『Break the Boader ~超えて未来へ~』のスローガンが掲げられています。JBSは日本のバスケットボールの可能性を集約し、目指すべき姿を追求した今後の活動指針です。私も、そして皆さまも、道に迷ったとき、変革の勇気がしぼみかけたときには、その理念に立ち返りましょう。必ずや進むべき道を再確認できるはずです。
バスケットボールファミリーの皆さま、明るい未来へともに歩んでいきましょう。
今後とも、より一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
■「JBA新ロゴマーク/エンブレム」について
本年4月に、バスケットボール日本代表チームの「暁(AKATSUKI)」コンセプトに合わせ、「AKATSUKI FIVE」の新ニックネームとシンボルマークを発表しました。
そして、このたび、2016年度からスタートする「新生日本バスケットボール」の旗印として、「日本バスケットボールのシンボル」としてエンブレムを開発。併せてJBAのロゴマークも一新いたしました。
日本のすべてのバスケットボール関係者が、このエンブレムに愛着と誇りを感じていただけるようになりますことを期待しています。
■「JAPAN BASKETBALL STANDARD 2016(JBS)」の策定について
【理 念】
“バスケットボールで日本を元気にします”
この言葉には、「日本中でバスケットボールを楽しむ人が増え続けること、その人達がバスケットボールを楽しめる環境が充実していくこと、そしてその中から日本代表選手が生まれ日本人選手が世界で活躍すること、それが日本社会を元気にしていくこと」、こんな気持ちが込められています。
単にバスケットボールという競技が盛んになるというだけでなく、競技者、指導者、審判、運営、愛好者などすべてのバスケットボールファミリーの生活が豊かになることで、その周りにいる家族や友人、地域コミュニティーなどすべての方を「元気」にするために、現状に満足することなく未来に向けてあらゆる壁を乗り越えて挑戦していきます。
【スローガン】
“Break the Border” ~超えて未来へ~
スローガン “Break the Border” ~超えて未来へ~ は、現在日本バスケットボールにある見えない「壁」や「境界」を突き破り、さらにバスケットボールを広げていきたいという強い意思を表しています。
2016年秋、二つに分かれていた男子トップリーグが境界線を壊してB.LEAGUEが誕生する。
バスケットボールファミリーの意識の中に引かれたバスケ界に対する境界線を壊す。
日本代表が世界の強豪国と伍して戦いアジアの壁を突き破る。
日本バスケットボールは、あらゆる〝Border〟を〝Break〟していきます。
※「JAPAN BASKETBALL STANDARD 2016(JBS)」の全編については、以下URLよりご確認ください。
[URL]http://www.japanbasketball.jp/jba/jbs2016