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平成26年度男子ユニバーシアード日本代表チーム 第2次強化合宿開催報告

2015年2月20日

第2次強化合宿は22名に絞られ、ディフェンスに重点を置いて開催

長谷川コーチの要求に、頭を使って取り組むベンドラメ 礼生選手

 平成26年度バスケットボール男子ユニバーシアード日本代表チームは、2月17日(火)~19日(木)、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2次強化合宿を開催しました。

 第1次強化合宿に引き続き、第2次強化合宿でも男子日本代表チームの長谷川 健志ヘッドコーチが、アドバイザリーコーチとして指導にあたりました。第1次強化合宿ではオフェンスを中心とした練習構成でしたが、第2次合宿ではディフェンスに重点を置いて、「ディフェンスは構え、守り、攻めで成り立っていて、ただ構えた守りだけではなく、例えばトラップを仕掛けたり、攻めに転じることがある。大きい選手でも小さいステップを多く使ってガードの選手を守ることが必要」と、長谷川コーチがディフェンスに対する姿勢を選手たちに伝えました。

 昨年度、男子日本代表(ヤングジャパン)として選出され、男子日本代表国際親善試合2014に出場したベンドラメ 礼生選手(東海大学 3年)は、「長谷川さんのバスケットは普段に比べて頭を使います。だからこそ上手く出来れば楽しいです。出来なければ悩みますが、達成感のある練習でした」と述べ、「東海大はディフェンスのチームです。今回の合宿を通じて、自チームでもっとディフェンスを強化したいと思いました。それが出来れば、まだまだ強くなる部分はあると思います」と、次シーズンに向けて決意を新たにしました。

 また、ルーキーながら主力として、61年ぶりにインカレ優勝へ導いた馬場 雄大選手(筑波大学 1年)。「日本代表ヘッドコーチの長谷川さんによる指導だったので、非常にレベルが高い練習で、僕が日本代表レベルに達するまでは程遠いと感じました」と、高いレベルを求められる練習に苦戦する様子も見せますが、「早い時期から選ばれて経験を積みたいと思っていて、これが一つのチャンスだと思っています。最終メンバー(12名)に選ばれるためにも、毎日頑張っていきたいです」と、意欲的に取り組んでいます。さらには、池内ヘッドコーチ、長谷川アドバイザリーコーチから個人的に指導を受け、「ポイントガードの大型化ということで自分が選ばれましたが、まだまだピックの時の状況判断やスペースの見方、他にはボールを貰う姿勢など、技術面で今までにないことを教わることができました」と、練習の成果を実感していました。

 第1次強化合宿後、22名に絞り込まれ実施した第2次強化合宿。今年度最後となる次週の第3次強化合宿では更に絞り込まれ、激しい競争が続きます。
 次回、第3次強化合宿は2月24日(火)~26日(木)に開催します。