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3×3男女U21日本代表:FIBA 3×3 U21Nations League2024 (Asia-Pacific)本日開幕「国際大会に出るからには勝ってFIBA 3×3 U23ワールドカップの切符をつかみたい」横山智那美選手
2024年8月12日
3x3でも5人制でも世界大会への出場経験がある石口直選手
横山智那美選手は外角シュートを強化
「FIBA 3×3 U21ネーションズリーグ2024 (アジアパシフィック)」は本日より、中国(孝感)にて開幕します。STOP1〜6まで1週間で6つの大会が行われ、最も優勝回数の多いチームには9月11日からモンゴル(ウランバートル)で開催される「FIBA 3×3 U23ワールドカップ」への出場権が与えられます。
2022年のFIBA 3×3 U17アジアカップで男女アベック優勝を果たし、翌年のFIBA U18 3×3ワールドカップで世界を経験したメンバーの一人である石口直選手(中央大学2年)が3×3男子U21日本代表に選出されました。「3×3は自分たちで判断することが大切な競技です。しかも12秒以内にオフェンスをしなければいけないので、5人制と比べてより早い判断が求められます。1対1のスキル向上やディフェンスのコンタクトの方法など学ぶことも多く良い経験になっています」と選手として成長できる機会です。
石口選手は3×3だけではなく、5人制のFIBA U17ワールドカップ 2022にも出場。3×3と5人制のどちらでも世界のバスケを体感し、「シュートの上手さや1対1の個々の能力などどれをとっても、アジアよりも倍以上にレベルが高いと感じました。その中で日本が今、どの位置にいるかと言えばまだまだ下の方だと思います」と石口選手は現実を受け止めます。「5対5はまずチームルールに徹し、全員で戦う意識がすごく大きいのに対して、3×3は個人が強調される競技だと思います。その違いの中で個々の能力を上げつつ、チームとしての判断も良くしていきたいです」と2年ぶりの国際大会に挑みます。
横山智那美選手(トヨタ自動車アンテロープス)も過去2度の3×3のプレー経験があり、「バスケの中で一番体力を使う競技」ときつさを強調します。「どちらかと言えば1on1がメインになるので、自分の強みが生きると感じました」3×3女子U21日本代表に選ばれ、これからはじまる大会を楽しみにしています。
ルーキーとして臨んだWリーグの昨シーズンは、26試合中15試合に出場し、プレータイムは平均約7分ほどでした。先月行われたWリーグ サマーキャンプでは先発で起用され、「久しぶりに試合に出ることができ、やっぱりコートに立つと楽しいです。3×3 U21女子日本代表として結果を出すことによって、所属チームに帰ってからプラスになることも大きいと思っています」と前向きに取り組みます。
東京2020オリンピックに3×3女子日本代表として出場した山本麻衣選手(トヨタ自動車アンテロープス)も出場機会があまりなかったルーキーの頃に3×3と出会い、「バスケの楽しさをあらためて知ることができました」とその後の活躍につながっています。横山選手も同じような境遇にいる今、「オフシーズン中は外のシュートを強化してきました。練習中も、試合でも空いたらシュートを打てるようになってきました。それを今回、海外の選手を相手にどこまで通用するかを試していきたいです。5人制でも1on1で抜けることが1番良いと思っているので、その技術を磨いていけるようにしたいです」と3×3を通してプレーの幅を広げられます。
横山選手は2年前、FIBA U19女子ワールドカップへ出場し、国際大会の楽しさや悔しさも知っています。「今回また貴重な機会をもらえたので、まずは自分として何ができるかを一番に考えてプレーすること、そして国際大会に出るからには勝ってFIBA 3×3 U23ワールドカップの切符をつかみたいです。チームでたくさんコミュニケーションを取って、みんなで楽しくゲームができるようにしたいです」と力を込め、STOP1から優勝を狙います。