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FIBA U17女子ワールドカップ2024[5-8位決定戦]日本66-60イタリア:前回大会の8位を上回る目標達成

2024年7月21日

6位以上が確定し、選手たちが掲げた目標達成

後藤音羽選手は3ポイントシュート6本成功、24点の活躍

 「FIBA U17女子バスケットボール ワールドカップ2024」は順位決定戦が行われ、女子U17日本代表は5-8位決定戦でイタリアと対戦。大会前に行った練習試合では2点差で敗れたイタリアに、66-60で勝利。前回大会の8位を上回る目標を達成。明日のラストゲームはオーストラリアvsフィンランドの勝者と5位決定戦。昨年のFIBA U16女子アジア選手権の決勝で74-80と敗れたオーストラリアにリベンジする機会となるか、開幕戦で2点差で辛勝したフィンランドとの再戦か? どちらが相手でも、自分たちの成長を試せるラストゲームです。

 #51 山田桜来選手(桜花学園高校2年)が先制し、続けて#30 清藤優衣選手(精華女子高校3年)が3連続、さらに#7 後藤音羽選手(浜松開誠館高校3年)と続き、開始4分で5本の3ポイントシュートを沈め、15-6。第2クォーター開始早々、後藤選手が2本目の3ポイントシュートを決め、25-15と10点差に広げます。しかし、その後はミスが続き、イタリアに逆転されます。日本はディフェンスで粘りを見せ、前半終了間際に#66 牧野琉依選手(千葉経済大学附属高校3年)と#23 山下笑伶奈選手(昭和学院高校3年)が3ポイントシュートを決め、41-36とリードして折り返します。

 後半開始早々、お互いに3ポイントシュートを決め合うシーソーゲーム。連続失点で逆転されましたが、日本の勝負強く決め返して対抗。ディフェンスからチャンスを作り、#12 濱田ななの選手(桜花学園高校2年)の3ポイントシュート、#25 杉浦結菜選手(岐阜女子高校2年)のスティールから#6 庵原有紗選手(日本航空高校北海道2年)が速攻を決め、56-50と6点リードで最終クォーターへ。どちらもシュートが決まらない中、イタリアが確実にゴール下のシュートで得点を詰め、58-56。この試合で24点を決めた後藤選手の3ポイントシュートで突き放し、リードを守り抜いた日本が66-60で勝利。6位以上が確定し、前回大会8位を上回る目標を達成しました。5位決定戦のラストゲームは、笑って今大会を終えられるように勝利を目指します。