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FIBA U17女子ワールドカップ2024[準々決勝進出決定戦]日本100-60マリ:100点ゲームで快勝し、ベスト8進出決定。準々決勝はアメリカと対戦

2024年7月18日

ディフェンスでマリを圧倒

 「FIBA U17女子バスケットボール ワールドカップ2024」はトーナメントに突入。予選グループフェーズは各グループの順位を決めるだけであり、4位であっても、3連敗だったとしても、Round of 16=準々決勝進出決定戦に勝てばベスト8進出できます。大事な準々決勝進出決定戦の相手は、昨年のアフリカ予選チャンピオンのマリと対戦。最終クォーターだけで34点を挙げた女子U17日本代表は100-60で快勝し、8強入りを決めました。

 4戦目となり、コンビネーションが合ってきた日本は、前半で14本のアシストを成功させ、44-33とリードします。しかし、後半開始早々、マリの連続得点で44-38とされ、6点差と追い上げられます。手の長いマリのディフェンスに苦しみ、相手はその武器を生かしてプレッシャーをかけてきました。しかし、プレッシャーディフェンスこそ日本の真骨頂であり、負けられません。前からディフェンスで当たるためにも、良いオフェンスで終えることが求められます。

 第3クォーター中盤から良い形で得点しはじめたことで、日本らしいディフェンスを発揮すると、点差が広がります。第3クォーターのラストプレーで、#66 牧野琉依選手(千葉経済大学附属高校3年)が3ポイントシュートを決め、66-47。スタミナで上回る日本にとって、ラスト10分が勝負の時間帯。#30 清藤優衣選手(精華女子高校3年)の3ポイントシュートで20点差。続けて#7 後藤音羽選手(浜松開誠館高校3年)が3ポイントシュートを成功させた後、フルコートディフェンスからスティールを決めた#18 鈴木瑚香南選手(福岡大学附属若葉高校2年)がそのまま得点し、一方的な展開になります。100-60と40点差で快勝した日本は、準々決勝へ駒を進めました。

 今大会の最初の目標は、前回大会の8位を上回ること。勝てばクリアできる最初の相手は、過去6大会中5回世界一に立ってきたアメリカです。17歳以下の年齢制限があり、多くの選手にとってはじめて出場する大会でもあり、何が起こるかは分かりません。

 
■女子U17日本代表戦 試合日程/結果(※試合時間は日本時間)
【予選グループ第1戦】7月14日(日) 6:30~ 日本 ○ 62-60 ● フィンランド
【予選グループ第2戦】7月15日(月) 6:30~ 日本 ○ 81-44 ● アルゼンチン
【予選グループ第3戦】7月17日(水) 9:00~ 日本 ● 60-67 ○ スペイン
【準々決勝進出決定戦】7月18日(木) 6:30~ 日本 ○ 100-60 ● マリ
【準々決勝/順位決定戦】7月20日(土) 6:30~ 日本vsアメリカ
【準決勝/順位決定戦】
【決勝/3位決定戦】