公益財団法人日本バスケットボール協会

　「第43回ウィリアム・ジョーンズカップ（以下ジョーンズカップ）」に参戦した女子ユニバ日本代表は、7月6日(土)から5連戦を戦い抜きました。フィリピン戦こそ2点差の辛勝でしたが、それ以外はいずれも30点差以上をつけ、全員バスケで快勝。5連勝でジョーンズカップ完全優勝した女子ユニバ日本代表から、大脇晴選手（東京医療保健大学3年）と宮城楽子選手（日本体育大学3年）、はじめて日の丸を背負った木下菜月選手（日本経済大学4年）が大会ベスト5に選ばれました。また、チームトップの平均10.4点・5.6リバウンドの活躍をした大脇選手がMVP受賞。5連戦を通じて毎試合課題を洗い出し、修正しながら積み上げてチーム力を高めて行ったことが勝因です。

　ワンサイドゲームになっても、佐藤智信ヘッドコーチは「最後までディフェンスの強度を低くしないでやろう」と日本の武器を徹底させます。2点差で競り勝ったフィリピンは、女子日本代表も昨年のFIBA女子アジアカップで第3クォーターまで苦しめられた相手です。シューティングガードの藤澤夢叶選手（山梨学院大学3年）とパワーフォワードの山本遥香選手（立命館大学3年）が3本、センターの朝比奈あずさ選手（筑波大学3年）も2本、ポジションに関係なく3ポイントシュートを成功させ、そして走り勝ちました。女子日本代表のコンセプトである「走り勝つシューター軍団」をしっかりと継承しています。来年ドイツで開催されるFISUワールドユニバーシティゲームスで、悲願の金メダル獲得へ向けた素晴らしい成功体験となりました。

　このチームは日本女子学生選抜として、7月13日(土)からの3連休に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される「京王電鉄 presents サマーキャンプ2024 in 武蔵野の森」（入場無料）に出場します。国際大会を経験し、チーム力が高まっている学生たちがWリーグのチームに挑みます。

■試合結果
日本 97-46 チャイニーズ・タイペイA
日本 94-42 チャイニーズ・タイペイB
日本 85-83 フィリピン
日本 84-34 マレーシア
日本 94-63 タイ

■京王電鉄 presents サマーキャンプ2024 in 武蔵野の森
7月13日(土) 13:00 vs 新潟アルビレックスBBラビッツ
7月14日(日) 14:30 vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック
7月15日(月) 11:00 vs 三菱電機コアラーズ
観戦：入場無料
https://www.wjbl.org/summer_camp/2024/