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3×3男女日本代表[OQT]1日目 予選プールは1勝1敗からスタート

2024年5月18日

オフェンス力でチームを勢いづける小澤崚選手

高橋未来選手は初戦で7点を挙げて勝利に貢献

 「FIBA 3×3 オリンピック最終予選 2024」(以下OQT)がハンガリー・デブレツェンにて開幕し、3×3男女日本代表が登場。ともに1勝1敗で初日を終え、本日5月18日(土)の日本時間深夜、男女ともに予選プール最終戦はモンゴルと対戦します。勝てば、決勝トーナメント進出が決まります。

 男子はベルギーを相手に21-19のKO勝利で白星スタート。保岡龍斗選手(秋田ノーザンハピネッツ・ALPHAS.EXE)、トーマス・ケネディ選手(茨城ロボッツ)、小澤崚選手(ALPHAS.EXE)が揃って2本の2ポイントシュートを決め、三谷桂司朗選手(広島ドラゴンフライズ)は3リバウンドで貢献し、バランス良い戦いで勝利をつかみました。続くポーランド戦は、ケネディ選手がフリースローを決め、20-16。残り3分22秒にKOチャンスがめぐってきます。しかし、その後はポーランドの得点だけが続き、20-21で悔しい逆転負けとなりました。

 女子もエジプトとの初戦を19-14で勝利。江村優有選手(早稲田大学4年)に代わってロスター入りした高橋未来選手(デンソーアイリス)がチーム最多3本の2ポイントシュートを決め、7点。中田珠未選手(ENEOSサンフラワーズ)が5点、高田静選手(ENEOSサンフラワーズ)が4点、宮下希保選手は3点・8リバウンドと全員得点で1勝目を挙げました。2戦目はスペインに12-21のKO負け。中盤までは互角の戦いを見せます。しかし、スペインの12本に対し、日本は3本とリバウンドで大差をつけられ、得点チャンスを与えてしまったのが残念です。

 全4チーム各2試合を終え、男子は3位、女子は2位につけています。予選最終戦、男子は唯一2連勝を飾ったモンゴルと、女子は1勝1敗で並ぶ同じくモンゴルと対戦します。勝てば2勝目を挙げ、女子は決勝トーナメント進出を決めます。男子はモンゴルに2点差以上で勝てば、総得点でも上回って1位通過の可能性が出て来ます。1勝でも、ポーランドvsベルギーの結果次第では、決勝トーナメント進出のチャンスも残りますが、宇都宮の二の舞にならぬように勝つことだけに集中しなければなりません。

■ FIBA 3×3 Olympic Qualifying Tournament
(FIBA 3×3 バスケットボール オリンピック最終予選)

日時 : 2024年5月16日 (木) ~5月19日 (日)
場所 : ハンガリー (デブレツェン)
予選組み合わせ
男子[プールD]日本、モンゴル、ベルギー、ポーランド
女子[プールC]日本、スペイン、エジプト、モンゴル
※参加チーム16チームのうち、上位3チームがパリ2024オリンピック出場権を獲得

■試合スケジュール
5月17日(金)
[男子]日本 21-19 ベルギー
[男子]日本 20-21 ポーランド
[女子]日本 19-14 エジプト
[女子]日本 12-21 スペイン

5月18日(土)
25:30[女子]日本 vs モンゴル
26:45[男子]日本 vs モンゴル

5月19日(日)
決勝トーナメント/オリンピック出場決定戦