ニュース
3×3男子日本代表:FIBA 3×3アジアカップへ出発「自分の決断に対してみんなが後押ししてくれたことに感謝」トーマス・ケネディ選手
2024年3月26日
オリンピック予選でヨーロッパ勢に勝つためにも今大会の結果を重要視する保岡龍斗選手
トーマス・ケネディ選手は昨年のFIBA 3x3ワールドカップで大会5位の平均8点をマーク
3×3女子日本代表に続き、「FIBA 3×3アジアカップ2024」(以下3×3アジアカップ)へ向け、3×3男子日本代表も開催地となるシンガポールへ本日3月26日に出発しました。
茨城ロボッツのトーマス・ケネディ選手は北海道から、秋田ノーザンハピネッツの保岡龍斗選手は沖縄から週末のアウェーゲームを終え、味の素ナショナルスポーツセンターに集合。明日3月27日もBリーグは試合があり、残りあと15試合と佳境を迎えるレギュラーシーズン中ですが、3×3男子日本代表への招集に応じてくれました。
ケネディ選手は「チームメイトもヘッドコーチも含めて、自分の決断に対してみんなが後押ししてくれたことに感謝しています」と述べ、昨年6月のFIBA 3×3ワールドカップに続き、国際大会へ挑みます。3×3の印象については「すごくエキサイティングで、とにかく楽しい」と笑顔で応え、パリ2024オリンピック出場へ向けて意欲を見せます。FIBA 3×3ワールドカップでともに日の丸を背負ってプレーした落合知也選手(ALPHAS.EXE)は、「TK(ケネディ選手)の驚異的なシュート力を引き出せるようなゲームプランを組み立てることも、自分が選ばれている理由のひとつです」と話しており、チームワークも良好です。
東京2020オリンピックやALPHAS.EXEでも、落合選手とは長く一緒にプレーしている保岡選手。2度目のオリンピックに立つためにも、今大会を重要視しています。5月3日より栃木県・宇都宮市で開催される「FIBA 3×3 バスケットボール ユニバーサリティ・オリンピック予選2」(以下UOQT2)へ良い形でつなげるためにも、「アジアで結果を残さなければ、UOQT2でのヨーロッパ勢にも勝てないと思っています。そこへ向けたFIBA 3×3アジアカップはひとつの通過点です。しっかりと結果を残しながらも、自分たちにとってプラスにできるような良い大会にしたいです」としっかりとステップを踏んで、オリンピック出場を目指します。
約1週間ほど秋田を留守にする保岡選手は、「チャンピオンシップに出られるかどうかの本当に大切な時期に、しかも自分は少なからずプレータイムもいただいている中で、大事な3試合を休むことに関して社長をはじめ、チーム全員が自分の夢であるパリ2024オリンピック出場のために了承してくれました」と多くの方々の協力の下、3×3も日本一丸で挑みます。期待を背負い、「3×3に行かせて良かったと思ってもらえるようにしっかりと結果を残し、メダルを持ち帰りたいです」と目標を掲げました。