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男子日本代表:FIBAワールドカップ開幕まであと4日「BELIEVE 〜私たちは勝てると信じています〜」トム・ホーバスヘッドコーチ
2023年8月21日
トム・ホーバスヘッドコーチは日本の力を信じ、世界から勝利をつかむチャレンジ
ファンの皆さんにたくさんの力強いメッセージが書き込まれたジャイアントユニフォーム
最後のテストゲームとなった「SoftBank CUP 2023 (東京大会) バスケットボール男子日本代表国際強化試合」では渡邊雄太選手(フェニックス・サンズ)の欠場はありましたが、大きなケガなく終えることができました。バックアップメンバーとして参加したルーク・エヴァンス選手(ファイティングイーグルス名古屋)を除くこの12人で、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ臨みます(※8月23日まで変更可能であり、同日にFIBAが実施するテクニカルミーティングにて承認された時点で最終決定)。
SoftBank CUP 2023が行われる前日には、15人から12人に絞られた男子日本代表。残念ながら須田侑太郎選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、渡邉飛勇選手(琉球ゴールデンキングス)、金近廉選手(千葉ジェッツ)が最終メンバーに残ることはできませんでした。「オフボールのスクリーンからクイックシュートを武器とする須田選手であり、このチームのシステムの中では大事なプレーです。しかし、この6週間はその確率が上がらず、原(修太)選手とどちらを選ぶか最後まで悩みました。金近選手はまだ若く、本人がどこまで上手になれるかも理解できていないほど、もっともっとできる選手です。まだ自信が足りませんが、将来はスター選手になりそうなポテンシャルを秘めています」というトム・ホーバスヘッドコーチにとっても、苦渋の決断でした。
アンゴラとのスクリメージで肩を負傷した渡邉飛勇選手の離脱は、チームへの影響も少なくありません。富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は、「リバウンドやゴール下でかなりの役割を背負っていた選手なので、彼のケガはチームにとっては大きいです。僕たちもそうですし、本人が一番悔しいとは思いますけど、こうなってしまった以上は誰かがステップアップしていかなければなりません。 チーム全員で助け合いながら戦っていきます」と述べ、さらに結束力を高めます。
唯一、FIBAワールドカップの舞台となる琉球ゴールデンキングスに所属する渡邉飛勇選手。6月13日よりスタートした第1次強化合宿から参加し、本番まで沖縄に帰らない覚悟を決め、合宿の合間のオフも味の素ナショナルスポーツセンターで自主練習に勤しんできました。男子日本代表に欠かせない3ポイントシュートをはじめ、苦手な部分を補いながら渡邉飛勇選手自身も、まわりの選手たちも日々成長を実感していただけに残念です。一緒に練習するのは東京2020オリンピック以来となる渡邊雄太選手も、「一番驚かされたのが飛勇の成長です。これまでもいろんなケガがありながら、相当努力してきたことはこの数週間一緒に練習して見えていました」と話し、一緒にプレーするのを楽しみにしていた一人です。1日も早くケガを治していただき、今後もBリーグで沖縄を盛り上げ、ふたたび男子日本代表に戻って来る日を楽しみにしています。
SoftBank CUP 2023の会場には、最終メンバーに残ることができなかった選手たちの姿もありました。渡邊雄太選手は、「一緒に練習してきた選手たちのFIBAワールドカップに懸ける思いは、練習からすごく気持ちが伝わっていました。みんな全力を出し切ったと思いますし、その選手たちの思いもしっかり背負って僕らをプレーしていかなければいけないことを、常に頭に置きながら戦っていきます」と気持ちを引き締め、日本一丸で世界に挑みます。
「これがベストメンバーであり、最高のチームを作りたいです」とホーバスヘッドコーチは妥協することなく、4日後に迫る開幕戦のドイツに勝つための策を現在進行形で見出しています。ファンの皆さんから力強いメッセージを寄せていただいたジャイアントユニフォームに、ホーバスヘッドコーチも「BELIEVE」という言葉を添えました。
「やはり信じて戦わなければ、終わってしまいます。私たちは勝てると信じています。アジア1位になる目標は簡単なことではありません。ファンの皆さんからもらったエネルギーを力に変えて、がんばります」
■FIBA バスケットボールワールドカップ2023 試合日程
・8月25日 (金) vs ドイツ (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ 日本テレビ系/NHK沖縄 (沖縄エリアのみ) (生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)
・8月27日 (日) vs フィンランド (21:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 21:00~ テレビ朝日系(生中継)
【インターネット配信】DAZN、バスケットLIVE、TVer(生配信)
・8月29日 (火) vs オーストラリア (20:10 TIP OFF)
【テレビ放送】 19:54~ テレビ朝日系(生中継) ※一部地域を除く
【インターネット配信】DAZN、TVer(生配信)
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