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FISUワールドユニバーシティゲームズ:女子ユニバ日本代表は金メダルまであと1勝。決勝は8月5日に中国と対戦
2023年8月4日
「FISUワールドユニバーシティゲームズ2021」は、準決勝へ進んだ女子ユニバ日本代表がフィンランドを69-56で下し、2017年以来2大会ぶりに決勝進出を決めました。また、この時点で銀メダル以上が確定。しかし、目標は初の金メダル獲得であり、決勝は8月5日(土)20:30より開催国の中国と対戦します。なお、この試合の模様は、FISU.TVにて生配信が予定されています。
フィンランド戦は、岡本美優選手(東京医療保健大学4年)が2本の3ポイントシュートを沈め、さらに三浦舞華選手(白鷗大学4年)が速攻からファウルをもらって2本のフリースローを決めるなど、12-2と10点差をつけて幸先の良いスタートを切りました。激しいディフェンスからリバウンドを拾い、一気に自陣へ攻め込んでいく日本ペースで試合が進んでいきます。第3クォーター残り5分を切り、鈴置彩夏選手(ENEOSサンフラワーズ)の3ポイントシュートで54-34、20点差とリードを広げます。その後も危なげない戦いを見せた日本が、69-56で勝利し、金メダルまであと1勝に迫りました。
岡本選手は5本の3ポイントシュートを決め、20点でチームハイ。続いて5本のスティールを記録した三浦選手が15点を挙げました。キャプテンの鈴置選手も3本の3ポイントシュートを決めて11点と調子を上げています。
準決勝へ駒を進めた4チーム中、3つが東アジアで占めた女子の勢力図。中国vsチャイニーズ・タイペイの結果は83-61。勝った中国のスコアリーダーは22点を挙げた208cmのハン・シュー選手。先日行われたFIBA女子アジアカップで、女子日本代表が決勝で敗れたときにも苦しめられた中国代表です。女子ユニバ日本代表にも、その悔しさを経験した朝比奈あずさ選手(筑波大学2年)がいます。最終戦を勝利で飾るためにも、もう一度チーム一丸となって向かうだけです。