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3×3女子日本代表:パリ2024オリンピック出場へ向け、ポイント獲得を目指すFIBA3x3ウィメンズ・シリーズ2023(カナダ・エドモントン)

2023年7月28日

フランス2024オリンピック出場へ向け、ポイントを稼ぐ大会に臨む3x3女子日本代表

長谷川誠ヘッドコーチは知識と情熱を注ぎ、3x3女子日本代表を強化

 パリ2024オリンピック出場へ向け、「FIBA3x3ウィメンズ・シリーズ2023」(※以下3x3WS)に参戦する3×3女子日本代表。7月29日(土)よりカナダ・エドモントン大会に出場し、「ポイントを獲りに行くことを最重要視し、オリンピック出場を見据えた戦いにします」と長谷川誠ヘッドコーチは目標を掲げます。

 これまで3大会に出場し、6月16日・17日に開催された中国・保定市大会の3位が最高であり、70ポイントを獲得しました。エドモントン大会で13回目となる3x3WSであり、首位を走る中国はすでに8回出場し、優勝も3回を数えます。現在のFIBAランキングは、オリンピック開催国であるフランスが1位、2位は中国、3位にアメリカと続きます。日本は現在7位であり、今年11月1日時点で上位3チームに与えられるパリ2024オリンピックへの出場権獲得は厳しくなりました。

 望みをつなぐためには東京2020オリンピックのときと同じく、FIBAオリンピック世界最終予選(OQT)へ出場し、自らの手で勝ち取らなければなりません。長谷川ヘッドコーチはOQTでの出場権獲得には自信を持っており、そのためにもできるだけ高いランキングをキープすることが重要です。3位となった保定市大会でのライバルは中国やドイツだけであり、アジアのチームも多く参加。現在4位のドイツに21-13でKO勝利しました。今回のエドモントン大会は、「これまで出場した中では一番強豪が集まります」と長谷川ヘッドコーチは気を引き締めます。トップ3のフランス、中国、アメリカが揃った今大会は、現在地を知るための戦いでもあります。FIBA 3×3ワールドカップを経験する永田萌絵選手(デンソー アイリス)と中田珠未選手、高田静選手(ともにENEOSサンフラワーズ)、そして3x3WSで実績を積んできた佐坂樹選手(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)を揃え、世界に挑みます。

 7月29日(土)の予選ラウンドは、日本時間は明けて30日(日)2:55〜地元カナダ(6位)との開幕戦に臨み、続いて4:50〜ポーランド(17位)と対戦します。OQTへ向けて多くの情報を得るためにも、しっかりと予選を勝ち抜き、多くのチームと対戦することが求められます。この試合の模様はFIBA 3×3 YouTube Liveにて配信されます。