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男子日本代表:Window6(高崎アリーナ)まであと2日「日本のバスケを盛り上げたい、恩返しがしたい」ジョシュ・ホーキンソン選手
2023年2月21日
コミュニケーションを取り、笑顔でチームをまとめる富樫勇樹キャプテン
速攻を走れて、3ポイントシュートもある期待のジョシュ・ホーキンソン選手
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window6(以下Window6)」まで、あと2日。味の素ナショナルトレーニングセンターとともに、東洋大学総合スポーツセンターをお借りして進めてきた直前合宿を終え、決戦の地・高崎へ出発した男子日本代表。キャプテンの富樫勇樹選手は新たに加わった選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、チーム力を向上させてきました。沖縄開催となるFIBAワールドカップ2023へ向け、ラストとなるアジア地区予選での2連勝を目指し、残る4人の候補選手のコメントをご紹介します。いよいよ明日、イラン戦へ臨む12人が発表されます。
○2月23日(木・祝)15:00
日本(4位/5勝5敗)vs イラン(3位/6勝4敗)
(日本テレビ系生放送/DAZN・TVerにてLIVE配信)
○2月26日(日)14:05
日本 vs バーレーン(6位/2勝8敗)
(テレビ朝日系列生放送/DAZN・TVerにてLIVE配信)
■富樫 勇樹選手(千葉ジェッツ)
FIBAワールドカップ前、最後のWindowになるので、しっかり2連勝できるように今は良い練習ができています。初戦のイランに向けて100%フォーカスして、前回アウェーでは負けており、長く苦しめられているチームなので、ホームの力を借りて勝つことだけに集中しています。
イランにはリバウンドでやられてしまった課題をチームでも話しており、それに対して少し戦い方を変えていく準備をしています。イランは選手それぞれ役割がしっかりしているので、止めるべきところは止められるようにしたいです。
チームとしてもトムさんのバスケットが段々と浸透してきています。また、今回は新たに高校生や大学生が入ってきて、すごく良い練習ができているので、また新たなトムさんのバスケットを見せられるのではないかと思います。しっかりと結果にこだわって、イランとバーレーンに勝利して、良い形でFIBAワールドカップに入っていければ良いと思っています。
■ジョシュ・ホーキンソン選手(信州ブレイブウォリアーズ)
多くのBリーグの選手たちと一緒に練習するはじめての機会となっています。シーズン中は対戦することはあっても、なかなか話をすることはありません。しっかりとコミュニケーションを取ってお互いを知り、そしてチームとしてやるべきことを確認しながら練習できており、ここまでは順調にきています。
来日当初はカルチャーショックがあり、順応するのに時間がかかりました。まわりの方々のサポートのおかげで文化など様々な日本の良さを知り、段々と日本を好きになり、比例するようにプレータイムも伸びていきました。サポートしていただいた方々に恩返しをしたいと考え、何ができるかと相談したところ帰化する道を知りました。もっともっと日本のバスケを盛り上げたい気持ちがあり、恩返しをしたい思いで帰化する決断をしました。実際にその申請が通り、こうして代表合宿に参加できている今をうれしく思っています。
帰化が下りるまでにはたくさんの時間を費やし、同時に多くの方々のサポートがあったことで今この場にいることができています。Window6はもちろん、8月のFIBAワールドカップ本番にも意欲を持っています。たくさんサポートしていただいた方々への感謝を込めて、もっともっと精進していきたいです。
■吉井 裕鷹選手(アルバルク東京)
新しく入ってきた選手とコミュニケーションを取りながら、これまで以上に良いバスケットができるように日々の練習で心がけています。練習の精度を向上していった末に、試合で良いバスケットを発揮して、チーム全体で2勝をもぎとれるようにしたいです。
気持ちはこれまでと変わらず、常にトムさんのバスケットを遂行するだけ。とにかくボールをもらったら、リングを向いてシュートを打つ。打てなければドライブをしてキックアウトパスを出すか、そのままレイアップシュートに持って行く。ディフェンスでは、コーチが決めたことを徹底する。プレーもこれまでとは変わりません。
イランはこの試合に負けてしまうと、FIBAワールドカップに出られない瀬戸際であり、間違いなくハードに戦ってきます。続くバーレーン戦では、前回#11Mustafa Rashed選手に30点を取られ、インサイドの選手も体が強いので、スカウティングしながら話し合ってどう対応するかを詰めていきます。でも今は、イラン戦に集中しています。
■マシュー・アキノ選手(信州ブレイブウォリアーズ)
久しぶりに代表合宿に呼ばれたことをうれしく思います。他の選手たちもレベルが高く、経験があるので、自分の成長につながっています。Window6では、特にイラン戦はタフな試合になりますが、日本がやるべきことをコーチと一緒に準備してきているので、全員でベストを尽くしてがんばりたいです。
しっかりスクリーンをセットして、その後にポップアウトしてシュートを打ちきることがひとつの役割です。オフェンスではボールをしっかり回してチームのリズムを良くし、ディフェンスでは身体を張ってペイントエリアを守ることを意識しています。
信州ではチームメイトのホーキンソン選手と、日本代表でも一緒にプレーできることをうれしく思っています。信州でも日本代表でも、お互いにどんなプレーができるか、よくなるためにどうすればよいかを常に話しており、頼もしい仲間です。
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