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男子日本代表:FIBA ワールドカップ アジア予選(Window5)まであと1日「フィジカルに対しての当たり慣れは場数を踏まなければできないもの」井上宗一郎選手
2022年11月10日
次々とダンクを決めて好調な吉井裕鷹選手
井上宗一郎選手の武器は3ポイントシュート
バーレーン、カザフスタンとのアウェーゲームが続く「FIBA ワールドカップ 2023 アジア予選(Window5)」は、明日11月11日(金)深夜25:05に初戦を迎えます。(放送・配信決定のお知らせ)。どちらも屈強な相手であり、日本が苦手とするタイプでした。しかし、Bリーグで外国籍選手とのマッチアップをしてきた日本人ビッグマンたちが、自信を持って臨むWindow5へ向けたコメントをご紹介します。
■張本天傑選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
合宿期間は本当に短いですが、しっかりと良いチームを作って、2試合とも勝ちにいきたいです。バーレーンは対戦したことがなく、どういうチームかは分からないですが、カザフスタンとは今年もすでに2度対戦してきたので、お互いにどういうチームかも分かっています。(8月に)沖縄でのWindowで対戦した課題にアジャストして、そこをしっかりと修正してがんばっていきたいです。
個人的には前回のWindowはニック(ファジーカス)選手や馬場(雄大)選手がいましたが、今回はその2人がいないのでリバウンド面でがんばらなければいけないと思っています。リバウンドに関しては練習から取り組んでおり、リバウンドだけに特化した練習もしてきました。今合宿ではそこをポイントとして強調し、リバウンドへの意識をさらに高めていかなければならないです。個人としてはディフェンスが得意であり、Bリーグでも外国籍選手とマッチアップをしてもしっかりと止められている自信はあるので、今までの経験を生かしてがんばりたいです。
今回は経験があるメンバーばかりであり、全員が今までトム(ホーバス)ヘッドコーチのバスケットを体現してきた選手たちばかりです。その中でも、今年は夏の間に長い合宿をしてきたメンバーも多くいるので、練習でも言われたことに対してすぐに反応し、それくらいみんなも理解できています。やりやすいチームになってきています。
■吉井裕鷹選手(アルバルク東京)
とにかく準備期間が短い中で、どれだけチームとして完成できるかを意識しながら、絶対に勝ちたいと思います。チームのベースになるところはほぼ固まってきていますが、各選手が自チームに戻ってそのバスケに体を慣らして来た中で、忘れている部分はありました。また、まだ合い切れてない部分も多少ありますが、ベースの部分は全員が分かっているのでそこまで崩れてはいないです。短い期間の中で、もっと息を合わせていく必要があると感じています。何度か練習をして慣らしていければ、大丈夫だと思っています。
オープンになったらシュートを打っていきたいと考えています。トムヘッドコーチからも空いたらシュートファーストで狙って行って、それが決めることでマッチアップする選手がどんどん近づいてくるので、そこでドライブも狙えるようになると言っていただいており、そこはもっと意識していきたいです。バックカットやリバウンドなど小さなことからチームに貢献していきたいです。
得点が獲れるかどうか分からない分、リバウンドやディフェンスなど日本のベースになる部分を徹底できる選手が多いので、特にそういうところを意識していかなければ勝てないと思っています。
■井上宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷)
バーレーンは試合をしたことがないのでしっかりスカウティングをして、大事なワールドカップ予選で勝ち星を挙げられるようにしたいです。カザフスタンは前回のWindowでも試合をしているので、そこでうまくいなかった反省を生かし、同じ轍を踏まないようにしっかり課題を解決して臨みたいです。
アジアカップも前回Windowでも、カザフスタン戦は前半になかなか自分たちの流れをつかむことができず、その中でリバウンドやオフェンスの終わり方がなかなかうまくいかないことがありました。具体的は反省点をみんなが分かっているし、その試合を経験した選手も多いので、その課題を克服していけるようにしたいです。
元々ポジションレスに近いバスケなのでどのポジションでもあまり気にならないですが、マッチアップする相手が自分より大きいビッグマンになるのは分かっています。前回まではまだまだ経験がなくて困ってしまうこともありましたが、最近ではSR渋谷の練習でも外国籍選手と一緒に良い練習ができているので、その経験を日本代表でもしっかり生かしていきたいです。フィジカルに対しての当たり慣れは場数を踏まなければできないものなので、そこはBリーグを通じて強くなっていると思います。
得点する比江島(慎)選手や西田(優大)選手、馬場選手も今回はいないので、チーム全体として3ポイントシュートの本数やトランジションの回数を増やして、その中でしっかりと決めていかなければならないと思っています。自分ができる3ポイントシュートをしっかり決めて、その試投数も増やしていけるようにしたいです。これまでは3本、多くても4本だったので、5〜6本決められるようになれば良いと思っています。でも今は、リバウンドの弱さが課題として上がっているので、オフェンスリバウンドにも積極的に絡んで、自分が獲れなくても味方が獲れるようにして攻撃回数を増やしていきたいです。
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