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男子日本代表:FIBA ワールドカップ アジア予選(Window5)まであと3日「緊急招集だがチャンス。自分ができることを100%表現していきたい」ベンドラメ礼生選手

2022年11月8日

急きょ招集されたベンドラメ礼生選手だが早々にチームにフィット

シューターとしてチームを勢いづける須田侑太郎選手

 11月11日(金)深夜25:05より「FIBA ワールドカップ 2023 アジア予選(Window5)」の初戦を迎えるバーレーンへ旅立った男子日本代表チーム(放送・配信決定のお知らせ)。カザフスタン戦と続くWindow5で2連勝を目指す選手たちの意気込みをご紹介します。

■ベンドラメ礼生選手(サンロッカーズ渋谷)

今回は急きょ呼ばれたのでシステムなどを頭に入れるところからはじめて、2日間でそれはある程度できたので、1日でも早くみんなの流れに追いつくようにしたいです。試合では限られた出場時間でも、100%の力を出せるようにしっかり準備していきたいです。

最初に話を聞いたときはビックリして、何度も聞き直しました。日本代表に呼ばれたことは誇らしいことであり、うれしいことです。でも、驚きの方が大きかったですが、選ばれたからには全力を尽くしたい気持ちでいます。来年のFIBAワールドカップへ向けて、ある程度メンバーが固まってきているなという印象があった中で、西田(優大)選手や比江島(慎)選手のケガがあったこともありますが、前向きに運が良かったと捉えています。緊急招集でしたがチャンスだと思っており、自分ができることを100%表現していきたいです。

(トム・ホーバス)ヘッドコーチに求められているのはキャッチ&シュート。3ポイントシュートを積極的に狙うように言われています。そこは僕の中でも躊躇せずに、積極的に狙って行きたいです。僕の持ち味はドライブでもあるので、まずシュートを狙って相手のディフェンスを引きつけた中でドライブをして、良いキックアウトパスやオフェンスに良い流れを作れるようにしていければ良いなと思います。

■チェンバース アキ選手(群馬クレインサンダーズ)

どちらの試合もしっかりと勝利するために一生懸命がんばっています。代表メンバーたちと一緒に良い練習ができているのでさらに成長できるように、日本のバスケットのレベルが高くなっていることを見せつけられるような試合をしたいです。

Bリーグがスタートしてから、日本の中におけるバスケットに対する熱がすごく高まっていると感じています。それによって僕ら選手たちも、もっとがんばらなければならないという気持ちが生まれていることも大きな変化です。もうひとつは、トムヘッドコーチが就任して以来、日本がどのようなバスケをすれば世界と戦えるのかを一生懸命考えてくれています。そのバスケットスタイルは、僕らにもすごく合っているということも実感しており、すごく成長している手応えも同時に感じています。

■須田侑太郎選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

Window5はどちらもフィジカルなチームが相手になるのでそこに負けないことと、自分たちが目指している速い展開のバスケットを40分間の中でより多く展開していけるようにしたいです。練習期間は短いですが、これまで経験してきたメンバーも多くいるので、しっかりとコミュニケーションを取りながら、40分間の中でより多く自分たちの時間帯を作っていけるような、そんなバスケットにしていきたいです。

得点力ある3人が抜けてしまったので、より僕自身もそうですし、チーム一人ひとりがステップアップする必要があります。ポジティブに考えれば、良い機会だと感じています。3ポイントシュートが大きなポイントになってくるので、アグレッシブにシュートを打っていきたいです。

良いディフェンスをしなければ、良いオフェンスも生まれません。これまでと変わらずにフィジカルにディフェンスをすることと、より精度を高めていかなければならないと思っています。一人ひとりががんばるのはもちろんですが、チームディフェンスとして5人の連携が大切です。ただでさえ練習日数が少ない中でのチャレンジになるので、試合をしながら出ている5人がしっかりとコミュニケーションを取って、よりエラーをなくして、完璧に近い形でディフェンスをすることが理想的です。少しでもその形に近づけるように、練習中からコミュニケーションを取ることが大切になっています。