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FIBA U18女子アジア選手権[予選ラウンド 第3戦]日本76-59中国:3連勝で予選グループB首位の日本が準決勝進出とFIBA U19女子ワールドカップ出場決定

2022年9月8日

追い上げられる中、都野七海選手がふたたび流れを呼び込む活躍

次々と芸術的なシュートを決め、19点を挙げた横山智那美選手

 「FIBA U18女子アジア選手権大会2022」は3日目。昨日、中国はチャイニーズ・タイペイに敗れたことで、予選グループBで唯一負けなしの日本は2連勝で首位に立ちました。迎えた予選ラウンド最終戦は、中国の高さに怯むことなくプレッシャーディフェンスを仕掛け、ミスを誘った日本が76-59で勝利。この結果により予選グループBを全勝で1位通過となり、準決勝進出とともに来年のFIBA U19女子ワールドカップ出場が決まりました。

 平均身長174cmの日本より9cm高い中国を相手に序盤からリバウンドで上回り、ガードの横山智那美選手(桜花学園高校3年)と都野七海選手(大阪薫英女学院高校3年)がブロックシュットを決め、日本がペースを握ります。第3クォーター開始早々、大脇晴選手(東京医療保健大学1年)のバスケットカウントで44-27とし、19点差をつけました。

 しかし、日本のシュートが決まらず、リバウンドを取られると中国に流れが傾きます。みるみる点差が縮まり、54-49と5点差に詰められ最終クォーターへ。ディープスリーを決めた都野選手の活躍で、ふたたび突き放します。中国を10点に抑えるディフェンスも戻り、76-59で勝利。大きな中国を相手に41リバウンドと、1本上回ることができたのも勝因です。ドライブから芸術的なシュートを何本も決めた横山選手が19点を挙げました。

 予選グループAを首位通過したオーストラリアとともに、日本は明日の休息日を勝ち獲りました。準決勝進出決定戦の勝者との準決勝は、9月10日(土)に行われます。今大会の目標は優勝であり、ここからが本当の戦いです。前回大会でも、予選ラウンドは中国に94-79で勝利しましたが、決勝では76-89で敗れています。しっかりコンディションを整え、残る2戦で2連勝を目指します。