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FIBA U18アジア選手権[準々決勝]日本76-60チャイニーズ・タイペイ:FIBA U19ワールドカップ出場決定!準決勝はレバノンと対戦

2022年8月24日

14点・11リバウンド・6アシスト・4ブロックと攻守に渡って活躍した湧川颯斗選手

要所で3ポイントシュートを決めた八重樫 ショーン龍選手は19点でチームハイ

 「FIBA U18アジア選手権」は3日目、早くも決勝トーナメントがスタート。予選グループA1位の日本は、同グループC2位のチャイニーズ・タイペイとの準々決勝。日本が76-60でチャイニーズ・タイペイを下し、来年開催される「FIBA U19ワールドカップ」への出場が決定しました。休息日を挟み、8月26日(金)に行われる準決勝は、フィリピンに勝ったレバノンと二度目の対戦となります。

 負ければ世界への道が断たれる大一番ゆえに、立ち上がりはどちらも譲らない展開が続きます。#7 湧川颯斗選手のプレーでその均衡を突破し、徐々に点差を広げていきます。第2クォーター開始早々、#12星川開聖選手の得点で23-12と二桁点差をつけました。リバウンドを制してチャンスを作り、得点につなげた日本が前半を終え、42-29と13点差をつけて折り返します。

 レバノンとの開幕戦からなぜか落ち着かない時間帯となる第3クォーター。チャイニーズ・タイペイにもプレッシャーをかけられ、徐々に点差を詰められてしまいます。しかし、#21 八重樫 ショーン龍選手の3ポイントシュートではね除け、#14 川島悠翔選手がフリースローをもらって点差を広げます。第3クォーターのラストプレーは#9 山田哲汰選手がブザーとともにダンクを決め、63-44と19点差をつけます。

 勝利へ、そして世界への扉を開けるカウントダウンとなった最終クォーター。日本は気持ちで引くことなくリードを守ります。76-60で勝利し、FIBA U19ワールドカップへの切符を勝ち獲りました。19点を挙げた八重樫選手がチームハイ。湧川選手は14点・11リバウンド・6アシスト・4ブロックと攻守に渡って活躍。この勢いに乗って、次の目標である優勝を目指します。

 明日8月25日(木)は休息日となり、試合はありません。その代わり、同じくイラン・テヘランにて「FIBAワールドカップ アジア予選 第2次ラウンド Window4」が開幕し、男子日本代表はイランとのアウェーゲームに臨みます。深夜1時よりティップオフ。この試合の模様はBS日テレにて生中継されます。