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男子U18日本代表:FIBA U18アジア選手権開幕戦まであと2日「お母さんの誕生日に素晴らしいプレゼントをありがとう」マックニール キシャーン 大河選手
2022年8月20日
エナジーとフィジカルなプレーが特徴的なマックニール キシャーン 大河選手
境アリーム選手はディフェンスやリバウンドでチームに貢献
開催地イラン・テヘランに到着した男子U18日本代表チームは、「FIBA U18アジア選手権」へ向け最終調整に入りました。予選ラウンド初戦のレバノン戦は日本時間8月22日(月)22:30より、続くイラン戦は同8月23日(火)22:30よりティップオフ。FIBA公式YouTube Liveにて配信される予定です。
男子U17日本代表として世界と戦ってきた仲間たちと同じチームの選手たちはその情報を聞き、彼らの成長を目の当たりにしてきました。福岡第一高校の轟琉維選手は、「練習から全力で取り組んでいて、世界で戦ってきたことでみんなとは少し違う感じがしました」という仲間の変化に気付きます。U17日本代表として活躍した崎濱秀斗選手はインターハイでラストシュートを決め、優勝の立役者になりました。
そのインターハイでは惜しくも敗れ、準優勝となった開志国際高校の武藤俊太朗選手は、U17日本代表でも見せた積極的なプレーで躍動。同い年の境アリーム選手は、「インサイドで強くプレーするようになり、すごく自信がついたと思います」と話し、世界と戦ってきた武藤選手の成長を実感しています。
次は男子U18日本代表チームの番です。ポイントガードの轟選手は、「日本は小さいのでしっかり守って、川島(悠翔)やジェイコブス(晶)ら大きくても動ける選手がいるので、彼らをどう使っていけば良いか考えてプレーしていけばこのチームは強くなると思っています」と言い、チームケミストリーを高めています。パワーフォワードの境選手は「世界から見れば自分は大きくないので、ディフェンスからチームに貢献できるようにしたいです。海外の選手との対戦がはじめてなので、そこが一番楽しみです」と話しており、先に世界と戦ってきた仲間たちから刺激を受け、持てる力を発揮します。
FIBA U18アジア選手権の出場メンバー選出の連絡を受けた日は、「お母さんの誕生日でした。お母さんから素晴らしいプレゼントをありがとうと言ってくれて、僕も本当にうれしかったです。おじいちゃんとおばあちゃんも、家族みんなが喜んでくれました」というマックニール キシャーン 大河選手(Tokyo Samurai)にとっては特別な日になりました。
184cmのマックニール選手はシューティングガードとして、ゴールへ向かっていくスタイルが特徴です。「自分のエナジーとフィジカルなプレーを今大会で発揮していきます。チームメイトともしっかりコミュニケーションを取り、コーチの求める日本のバスケットスタイルでFIBA U19ワールドカップ出場を決め、メダルを持って帰って来られるようにがんばります」と意気込みを語るマックニール選手の活躍が楽しみです。