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男子日本代表:SoftBank カップ 2022まであと3日「世界と戦うためにも超えなければいけない壁」比江島慎選手

2022年8月10日

初代表を目指す川真田紘也選手(左)とコー・フリッピン選手(右)

比江島慎選手

 8月13日(土)・14日(日)にゼビオアリーナ仙台で行われる「SoftBank カップ 2022」へ向け、男子日本代表選手のコメントをご紹介します。

■比江島慎選手(宇都宮ブレックス)

 イランはアジアの強豪国であることは間違いないですし、世界と戦うためにも超えなければいけない壁です。前回のアジアカップでは負けてしまった相手なので、そこから成長した姿を見せられるチャンスでもあります。僕らがこれまで取り組んできたバスケをしっかり発揮できれば、勝てる相手だと思っています。自分たちのバスケットを出して、勝ちたいです。

 新しいメンバーも増えましたが、良い雰囲気の中で練習できています。その中で自分の持ち味を出すこともできています。不安もなく、良い雰囲気の中でできています。Bリーグではファイナルを制し、良いシーズンを送れたことで自信を持って臨んでいます。まずはトム(ホーバス)ヘッドコーチのバスケットを理解し、そこにアジャストしなければいけないですが、その中で自分の持ち味を出すようにしています。ファイナルやチャンピオンシップと同じエナジーを出していけるようにしています。

■コー・フリッピン選手(琉球ゴールデンキングス)

 イラン戦はすごく楽しみにしています。インドネシアで行われたアジアカップでは負けてしまいましたが、そのときに相手がどのようなプレーをしてきたかを自分たちの中で落とし込みながら対策を練っています。リベンジするチャンスでもあり、チームとしてすごく良くなっている手応えも感じているので、これからさらに練習を積んで勝ちにいきます。

 アジアカップは若手選手も多く出場した大会でしたが、世界の強豪国に対しも互角に戦えるという自信がついた大会になったと思います。練習中からトムヘッドコーチは、「キミたちはできるんだ」ということを僕たちに言い続けてくれています。自信を持って戦えば、結果につながるという大きな発見ができた大会だったと思います。今後の課題として、自分たちのウィークポイントをどこまで克服していけるかがカギになります。それは時間がかかることですが、そこを意識しながら練習し、ストロングポイントは伸ばしていくことが大事です。シンプルですが、そこを徹底していく必要があります。

■川真田紘也選手(滋賀レイクス)

 代表候補に選ばれてはいるものの、なかなか試合に絡むことができず、仙台で行われるSoftBankカップではじめて出場機会が巡ってくるかもしれないと思っています。自分の持ち味を存分に発揮して、評価を上げられるようなバスケットを見せたいと思っています。

 代表合宿に集まってくる選手はみんなBリーグで活躍する選手たちばかりで、もちろん上手さも技術も知識もたくさん持っています。自分がひとつの動きで悩んでいても、まわりの選手に聞けばどんどんアドバイスしてくれますし、知識が豊富です。一つひとつプレーに対しても、全員が共通の知識を持ってできています。バスケの上手さだけではなく、その知識の部分も学んでいきたいです。

 まわりの選手たちはBリーグでの経験もあり、代表経験が長い選手もいます。その中にいると、やっぱり緊張はします。上手い選手ばかりなので足を引っ張らないように、自分のできることを精一杯出して楽しみながら、緊張感を持って練習できています。