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女子日本代表:三井不動産カップ 2022 (宮城大会)まであと4日「体の当たり方は3人制を経験したことで自分の強みにもなっています」山本麻衣選手

2022年8月7日

日本代表メンバー入りを目指し、持てる力を発揮する平下愛佳選手(左)と吉田舞衣選手(右)

3人制に続き、5人制でもワールドカップ出場を目指す山本麻衣選手

 8月11日(木)・12日(金)にゼビオアリーナ仙台で行われる「三井不動産カップ 2022 (宮城大会)」へ向け、女子日本代表選手たちのコメントをご紹介します。

■吉田舞衣選手(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)

 自分の持っている力を出し切って、チームを少しでも救えるプレーをしたいです。チームとしては走ることが強みなので、走ってファンの皆さんが楽しめるような試合をできるようにがんばります。

 自分の持っている力や良いところを出したくても、練習中はなかなか出し切れない苦しいときもあります。シャンソンとは違って、日本代表ではそこまで目立つわけではないので、自分の1本のシュートや1つのルーズボールなど小さなことを徹底し、チームを後ろからや見えないところから支えることを意識しています。

■山本麻衣選手(トヨタ自動車 アンテロープス)

 自分の持ち味はディフェンス力と得点力だと思うので、そこを三井不動産カップではファンの皆さんに見てもらえたらうれしいです。

 ラトビアは身長の高い選手が多く、ピック&ロールから得点を取ってくるチームです。ガードとしてディフェンスでは前からフルコートで当たって、その得意なプレーをさせないようにしっかりと身体を張って守っていきたいです。

 (今年6月に3×3ワールドカップに出場し)3人制は選手主体となり、自分たちでコミュニケーションを取らなければいけないですが、5人制でもリーダーシップの部分はすごく生かされています。でも、3人制から5人制に移ることはそう簡単ではなく、人も増え、シュートなどの感覚も少しずつ変わってくるので、そこにアジャストするのはすごく大変でした。今は徐々に良くなり、バッチリできていますが、今回はそのアジャストの難しさは感じました。フィニッシュのところでコンタクトをしたり、体の当たり方は3人制を経験したことで自分の強みにもなっています。

■平下愛佳選手(トヨタ自動車 アンテロープス)

 練習中でも自分のタイミングでしっかりシュートを打てていると思うし、確率も上がって来ています。また、今は動きの中で打つシュートも6割くらい決められるようになってきました。練習中のスクリメージでも自分のタイミングでしっかり打てているので、そこはすごく手応えを感じています。

 FIBA女子ワールドカップへ向けて15人から12人に選考される中で、自分の良いところをどんどん発揮できるように練習でも試合でも積極的に取り組んでいます。私の武器は3ポイントシュートなので、そこで世界と勝負できるように、しっかりディフェンスのズレを作って打つことを心がけています。また、日本の武器はディフェンスなのでしっかり前からプレッシャーをかけて、若いので運動量をしっかり出して守っていけるようにしています。できれば、最終メンバー12人に食い込んで、FIBA女子ワールドカップに出場したいです。