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FIBA U17ワールドカップ[予選ラウンド 第3戦]日本63-73リトアニア:24本のターンオーバーを奪うディフェンスを見せたがシュート精度を欠き惜敗
2022年7月6日
リトアニアから24本のターンオーバーを奪ったディフェンス
3ポイントシュートを3本成功させた小川 瑛次郎選手
「FIBA U17ワールドカップ」は予選ラウンド最終戦、2連勝で首位に立つリトアニアと対戦。終盤に追い上げるも63-73の10点差で敗れ、予選ラウンドは3連敗。この結果によりグループB 4位の日本は、ベスト8進出を懸けてグループA 1位のフランスと対戦します。
いきなり5連続失点で0-11とリードを許しましたが、日本も4連続得点で9-11と追い上げます。粘り強いディフェンスからボールを奪ってチャンスを作る日本ですが、その後のシュートが決まりません。逆にリバウンドを拾われ、速攻やセカンドチャンスからの失点が響き、25-44と19点差を追いかけて後半を迎えます。
渡辺 伶音選手(福岡大学附属大濠高等学校1年)の3ポイントシュート、そして川島 悠翔選手(福岡大学附属大濠高等学校2年)がエースとしての本来の動きを見せ、反撃開始。第4クォーター開始早々、ルーニー 慧選手(正智深谷高等学校3年)と 小川 瑛次郎選手(羽黒高等学校2年)が連続3ポイントシュートを決め、46-56と10点差に迫ります。
しかし、追いつこうと放った3ポイントシュートが決まらず、ディフェンスではリバウンドを獲られて失点し、その差を詰めることができません。最後は小川選手が2連続3ポイントシュートを決めましたが63-73の10点差で敗れ、3連敗で予選ラウンドを終えました。
第3クォーターまでのシュート成功率は26%と低迷。後がない最終クォーターは、42.1%(8/19本)に上昇し、この10分間は23-17でリトアニアを上回ることができました。この試合のシュート総数は65本まで伸ばしましたが、その成功率は30.8%(20/65本)であり、4割を超える精度が下止められます。エースの川島選手は27点を挙げ、平均19.7点で現在得点王争い2位につけています。
次戦の相手であるフランスは、FIBA U16アジア選手権で対戦したニュージーランドを相手に104-35で圧倒しました。しかし、ちょうど1年前、東京2020オリンピックへ向かう男子日本代表が、直前に行われた強化試合でフランスを相手に81-75で金星を挙げたように、何が起きてもおかしくはありません。完成しつつあるディフェンスを武器に、世界との戦いはまだまだ続きます。
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